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2020年、新しい価値観で新しい政治を

令和初めての年が暮れようとしています。今年は、私にとって画期的な年でした。

令和元年の5月1日に50歳の誕生日を迎え、議員生活も10年目となりました。ただ、正直、ここ数年、思ったような歩みを進めることができず不本意な日々でした。しかし、その苦悩の中で、少しづつ自分の進むべき道が見えてきた気がします。来年は、これからの日本にとって必要だと思える方向に、もっと自信をもって積極的に進んでいきたいと思っています。

世界は明らかに新しいパラダイムに向かって変化しつつあります。日本もこの変化に対応できるかどうかが問われています。私は決して悲観はしていませんが、少なくとも、これまでの価値観は変えていかなくてはなりません。

特に、人口減少問題。1年間に生まれる子どもの数が香川県の人口より少ない86万人になったと発表されましたが、従来と同じ発想、同じ政策を進めるだけではこの傾向を変えることはできません。

これまではどうしても男性目線、大人目線、経済成長最優先の考えで突っ走ってきた日本社会でしたが、もっと、子どもや若い人、そして女性の視点を政策や政治のど真ん中におかなくてはなりません。

そして、地元に帰ってきて聞くのは「地方は全然良くなっていない」という声です。アベノミクスは確かに大企業、大都会は豊かにしました。しかし、地方にはその恩恵はいつまで経っても届きません。経済政策だって、もっと地方や家計を、そして環境を重視するものに変えていかなくてはなりません。

特に、農政はそうです。自民党を支持している人からさえ、今の農政は間違っているという声を聞きます。輸出優先の農政ではなく、自然と調和し食料安全保障に重きを置いた農政に変えるべきです。

足尾鉱毒事件で有名な田中正造は、100年前に「文明」について、次のような言葉を残しています。 「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」

気候変動が理由で毎年大規模な自然災害が発生し、多くの命が奪われています。私たちは、明治維新以降、追求し続けてきた自然を自在にコントロールできるという発想を転換し、今こそ謙虚に近代文明の限界や過度なグローバリズムの弊害に向き合う必要があります。

子ども・若者、女性、環境。

2020年は、これらの価値をど真ん中に据えた新しい政治をスタートさせる年にしたいです。

新年が皆様にとって幸せに満ちた年になることを心からお祈り申し上げます。

令和元年12月31日

国民民主党代表衆議院議員 玉木雄一郎

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