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第2次安倍内閣7年 今年の政治を振り返る

12月26日で、第2次安倍内閣発足から丸7年になりました。長期政権のおごりや緩みが現れた1年だったと思います。内閣にとって不都合なことは、調べない、証拠を消す、公文書を改ざんするなど、政治を検証することを、ことごとく阻んできたように思います。

森友・加計問題も多くの疑問を残したままですし、夏前には、金融庁審議会部会報告書の受け取りを「老後に2千万円必要」という内容が参院選に不利だとみて、麻生財務相が受け取りを拒む、ということも起こりました。諮問した報告書を受け取らないことは前代未聞で、これでは審議会の引き受け手もいなくなりかねません。

内閣改造後の10月には、初入閣した、菅原一秀前経産相が秘書が有権者に香典を渡したということで辞任。続いて、妻の参院選での公職選挙法違反疑惑で、河井克行前法相も辞任しました。ともに「説明責任を果たしたい」と言いながら、国会も欠席して雲隠れしたままです。

安倍首相も、再三「任命責任は私にある」と言うだけで、責任をとってはいません。そして、「桜を見る会」の問題では、税金で首相自身の後援会から800人も参加して選挙対策ではないかと指摘され、預託商法が問題視されたジャパンライフ元会長が首相推薦枠で招待されていた疑惑もありますが、資料は請求があった日に消去され、復元もせず、調べるつもりもない、と何と国民をばかにした対応かと思います。

直近では、元内閣府副大臣の秋元司議員が、IR誘致にからんで、議員として10年ぶりに逮捕されました。このような事態を受けて、各社の世論調査では、不支持が支持を上回っていて、当然の結果だと思います。一度国会を閉じれば、みんな忘れてリセットされると思っているようですが、そうしてはいけません。

バラバラの野党では、安倍政権に代わる受け皿がないので、立憲民主党と国民民主党などが合流する話し合いが続いていますが、小異を捨てて大同につき、新しい勢力を作ってもらいたい、そして国会で建設的な議論を、国民が納得できるようにしてもらいたいと願っています。

しかし、安倍政権の国会軽視は目に余るものがあり、必要な人数をそろえて予算委員会などの開催を呼び掛けても、開かないことが続いています。規則に則って集中審議を求めても、開かないまま国会は閉会しています。これでは、隠したいことがあると見えますし、国会が機能しません。

官邸が強くなりすぎて、党内で侃々諤々議論するのが自民党のよいところだったはずなのに、見る影もありません。

私たちが、忘れずに覚えておくことを脳裏に刻み、次の選挙で政治を変えていくしかないと思わされる年の暮れです。

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