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年末年始の生活に困ったときの相談先リスト(2019~2020年)

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支援団体の共同炊事の様子

年末年始の生活に困ったときの相談先リスト(2019~2020年)

年末年始は、「閉庁」といって多くの公的機関が休業に入ります。

2019年から2020年の年末年始の閉庁は12月28日~1月5日までの9日間とかなり長い期間となります。

その結果、生活に困った時の公的な相談先が、この期間、事実上なくなってしまう自治体があります。

生活保護の申請等はFAXや夜間休日窓口等でも可能です。しかし、一時的な金銭の給付や宿泊場所等の公的な支援は、市役所等の夜間休日窓口等での対応となり、自治体によってどのような形でおこなわれるのか、おこなわれないのか、はっきりしていません。

11月29日には、厚労省から、都道府県、政令市、中核市に下記の文書が発出されました。

【厚労省事務連絡】年末年始の長期連休中における生活困窮者支援等に関する協力依頼について

この文書の内容としては、厚労省としては、年末年始の対応として、生活保護の申請を受け付けることはもとより、閉庁期間中も生活困窮者への支援を適切に実施するように、というものです。

「別紙」にあるように、各自治体での具体的な閉庁期間中での取り組み内容についても、例えば、「輪番制や緊急連絡網の整備、緊急一時的な衣食住の提供体制の確保、窓口の臨時的な開所等」を例示して、参考にするように、としています。

また、台風19号の際に発出した事務連絡の内容をふまえ、ホームレスの人たちなどが情報等を得られないなどの事情にも特段配慮するように、とも付記されています。

厚労省が今回、こういった調査をおこない、かつ各自治体に対して支援を整備するように書面を出したことは、とても評価できることだと思います。

しかし、こういった「輪番制や緊急連絡網の整備、緊急一時的な衣食住の提供体制の確保、窓口の臨時的な開所等」を、どこの自治体がおこない、どこの自治体がおこなっていないのか、については公開されていません。

せっかく、年末年始の閉庁期間中に、積極的に支援をおこなう自治体がある、とわかったのに、どこの自治体かはわからない、という、ちょっと意味が分からない状況でもどかしさがあるのですが、一方で、緊急的な対応をとれる公的窓口もある、ということがわかりました。

ですので、年末年始に生活に困ってしまった場合、まず、お近くの市役所等にご相談にいかれることをおすすめします。もし、その自治体で緊急的な対応をしていれば、すぐさま公的支援を利用できる可能性があります。

そして、生活に困った人を支援するための公的支援の「不在」の問題はいまだに解決されていませんが、民間での取り組みも一部の地域ですがおこなわれています。以下は、民間の取り組みの一覧です。

これらの活動のなかには、寄付やボランティアの募集をしているところもあります。個別にお問い合わせしてみてください。

また、年末年始期間も救急は対応しています。体調が悪い時などは我慢せず助けを呼んでください。多くの方が暖かく年を越せることを願っています。(リスト作成協力:ホームレス支援全国ネットワークほか)

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