国民のイライラを解消し、税収を上げ、贈収賄をなくすためにも政府はモバイルオーダーが拡大できるようインフラを整えるべきなのだ。
トップ画像:マクドナルドで朝食をとる当社IT&オムニチャネル・ワークショップの参加者。12名はレジ待ち行列することなくモバイルオーダーで全員分の朝食を(ホテルロビーで)注文したのだ。ソーセージエッグマフィンをパクつく女性参加者も実に幸せそうだ!
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。日本ではスタッフトレーニングで行列を作らせないと自慢する経営者がいます。また「行列のできる」をウリ文句にしているところもあります。今後こういった企業は旧態依然となってきます。
すべての商品・サービスの売買・注文・チェックインがスマートフォン・アプリ上でできるようになるからです。行列ができるということはボトルネックがあるということ。ボトルネックの解消に企業努力することで人件費等のムダもなくなるのです。でもモバイルオーダーを導入した大人気の高回転レストラン(例えばラーメン屋)も行列はできるのでは?と思うかもしれません。
その場合はジオフェンシング技術にチェックイン機能を使えばいい。GPSでレストランから周囲100メートル圏内にいれば、スマートフォン上で行列に並ばさせ(順番リストに加わえ)、利用者の番がくる5分前にSMで知らせて店内でチェックインさせることでムダな時間がなくなるのです。
日本のマクドナルドでモバイルオーダーがもっと速く導入されていれば、クリスマスもみんなが幸せになったはずです。イノベーション導入にそれこそ法的・慣例的なボトルネックがあるのなら政府は解消するよう努めるべき。ツイートしてください「安倍動きます!」と。
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- 2019年12月27日 08:23