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今さら聞けない保険の常識 森永卓郎が語るムダのない保険選び!

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AKB48仲俣汐里(撮影:野原誠治)
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わかっているようでわかっていない経済の問題を経済アナリストの森永卓郎さんが、わかりやすく私たちの身近な話題に置き換えて伝える番組、森永卓郎のBLOGOS経済塾。

6月のテーマはズバリ「保険は本当に必要なのか」
ひとくちに「保険」といっても、医療保険、損害保険、学資保険など様々な種類がありますが、今回クローズアップしたのは「生命保険」。いつ入ればいいのか?保険会社はどこがいいのか?など「保険」にまつわる今さら聞けない疑問について、徹底解説しました。

出演

森永卓郎(経済アナリスト)
仲俣汐里(AKB48:早稲田大学政治経済学部2年)
小口絵理子(アナウンサー)

人生で2番目に高い買い物が生命保険!

小口:保険と聞いても、ピンとこない方も結構いるかもしれないんですけれども、なかまったーは保険に入ってますか?

仲俣:親に確認したところ「国民健康保険」にしか入ってないということでした・・・

小口:国保!森永さん、あれも保険?

森永:「保険」って名前はついてますけど、今日のテーマは「生命保険」とか「損害保険」とかそういったもので。「国民健康保険」は公的保険。厚生年金とか健康組合の保険とか労災保険とかそっちの種類。社会保険なんで、ちょっと今日のテーマとは違うんですけど。

小口:じゃあ、それ以外の保険には入っていないと?

仲俣:そうですね、入ってないっていってました。

小口:森永さん、保険に入っていない人って結構珍しいかもしれないですよね?

森永:うーん、、実はですね。保険っていうのは「リスク」を減らすためのものなので、必要のない人もいるんですよ。例えば「大金持ち」。大金持ちは生命保険も、損害保険もいらないんです。

小口:えっ!?だって、大金持ちが死んじゃったら、それ相応の保証がバーンと保険会社からもらえそうですけど・・・

森永:例えば、残された遺族のことを考えたら、大金持ちは保険に入っていなくても、余裕があるわけです。

小口:まわっていくわけですか、生活は。

森永:例えば、車に乗っていても、普通の庶民は(事故で)ぶつけちゃって新しい車を買うお金が無いから、保険に入っておかないと困るんですけど。大金持ちはぶつけたって、一日のお小遣いで車ぐらいポーンと買えちゃうんですよ。だから、そういう人にとっては、車両保険なんてのはいらないわけですよ。

仲俣:じゃあ、森永さんは保険に入ってないっていうことですか?

森永:私は入っています。小さく稼いで大きく育てる方式なので、そんなにたいしたお金はないんです。

小口&仲俣:えぇ~~~!!!

小口:まあ、森永さんの話はいいとして。保険というのは一口にいいましても「生命保険」「医療保険」「学資保険」「自動車保険」「火災保険」など、色々な種類があるんですが、今日は時間が足りないので「生命保険」について、主に学んでいきたいと思います。

森永:人生最大の買い物というのは、平均値でいうと「家」なんです。で、その次に支出が多いのが実は「生命保険」。

仲俣:意外ですねー。

森永:意外とみんなたくさん払っているんです。

小口:ここで質問です、なかまったー。「生命保険」にも、実は色んな種類があるんです。どんな種類があるかわかる?

仲俣:聞いたことがあるのは「終身保険」と「がん保険」。あと「死亡保険?」

森永:色々な次元のがごちゃごちゃにまざってますね(笑)

小口:でも、そんなもんだと思いますよ。

仲俣:全然わからないです、私。

森永:まずですね、保険のかけ方は2種類あって「終身」というのと「定期」っていうのに分かれるんですね。「終身」っていうのは、一生保障が続くんです。例えば、死亡保険3000万円とかって決めると、それがずぅ~っと、本当に死ぬまで保証が続く。これが「終身保険」で、毎年、毎年払っていくわけです。一方「定期保険」っていのは、期間が決まっている。一番多いのは1年なんですね。だから1年保険をかけて、死ねば死亡保障が入ってきますけれども、死ななかったら「ハイ、それまでよ!」っていうものです。

小口:ギャンブルじゃないですか!

仲俣:死んだら困りますよ!

森永:だから、それを毎年かけていけばいいわけで。どっちがいいかっていう問題は、その人の置かれている状況とか、経済状況によるんです。実は「終身保険」の場合は、30年とか40年とか長い期間ずーっとかけ続けて行くわけですよ。そうするとね、生命保険には「予定利率」っていうのがあって。まぁ、銀行預金をした時の金利みたいなもんですが。これが今は大体1%あるかないかぐらいなんです。

小口:でも、銀行の預貯金の利率に比べたらものすごいじゃないですか?

森永:高いですよ。高いんですけれども、全部が運用に回るわけじゃないんですね。例えば、営業している人のお給料とか、色々な経費に回りますから、総合的な利回りはもうちょっと下がるんです。ただ、もう1つ大きな問題は、景気が良くて、金利水準が高い時はこの「予定利率」も高くなるんですよ。7%、8%とか、ずっと高いわけです。でも、今は低い。だから、戦略としてですね、今は掛け捨てでつないどいて、インフレがきて予定利率がすごく高くなった時に、ガンと終身保険に入るというのも1つの方法ではあるんですよね。

小口:今の日本で、これから予定利率がガンと上がる時なんてくるんですかね。

森永:私が日銀総裁になったらそうなりますが。

小口:でた!(笑)

仲俣:夢の話ですね(笑)

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