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天然パーマと人権



BLOGOSのコメント欄の閉鎖問題について。先日、エントリーを書いたら、コメントが100件以上つき。例によって誹謗中傷、罵詈雑言だらけだった。



中川淳一郎が東京新聞の連載コラムで取り上げていた。田野幸伸編集長と私のコメントが載っている。

千葉商科大学専任講師の常見陽平市もそうしたブロガーの一人だが、同氏は自身の写真を掲載する。同氏は天然パーマであることから毎度のように「モップ頭」などとコメント欄で罵倒され続けてきた。同氏はコメント欄閉鎖についてこう語る。

「言論とは関係のない容姿などで罵倒することを放置してはいけません。もっとも、ネットを介した意見交換の限界を可視化したとも言えます。意見交換の場は奪われましたが、健全な言論空間には管理コストがかかることが顕在化されました」
出所:『東京新聞』2019年12月21日 朝刊 中川淳一郎「週刊ネットで何が・・・」
私の天然パーマについても触れて頂き、感謝している。コメントの拾い方もナイスだ。

ここでは、やや論点を変えて、天然パーマの当事者が、それについて触れられたり、いじられるといかに辛いかということについて明記しておきたい。パーマをかけるかいなか、それは本人の自由だ。しかし、天然パーマかどうかは、人は選ぶことができない。

今は、むしろセットが楽だと感じることもあるし、オシャレだと言われることもあるが、一方で日々、苦労しているのである。梅雨の時期は髪が爆発する。いくらセットしても、だ。だらしない人と思われるのではないかと不安になったこともあった。

「パーマですか、それ」と聞かれるのも、実は辛い。子供がなかなかできなかった頃に「お子さんはまだですか?」と無邪気に社交辞令で言われるのが辛いのと同様にだ。美容室などなら、まだ、極めて事務的に髪質を確認するための質問なのでわかるのだが。

というわけで、論壇サイトでありながら、このように見た目による罵詈雑言を放置しているのは罪深いのである。今回のこのエントリーもどうせ荒れるだろう。皮肉なことに、ネットでの意見交換などに期待しても無駄だということが可視化されていくのだ、このようにして。

なお、私がブログに写真を載せるのは、私が書いたという証明であり、生きている証拠である。「記事と関係ない」という批判もあるが、関係あるのだ。なぜなら、私が書いているという証拠だからだ。なんせ、私のブログだからである。

ネット上の罵詈雑言に限らず、容姿に関する批判はやめろ、と。一見、批判ではなくても、悪気のない一言で当事者は傷つくのだということを共有しておくことにする。うん。

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