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結婚と失業

結婚と失業の関係性ってなんだろうか?

日本ではフリーターだのニートだのってのが一時期よく言われていた。フリーターはおいておいて、ニートっていうのはようは親と一緒に暮らしているから働かなくてもいいということだろう。一方で結婚していて子供をいる人はなかなか仕事をやめて働くことは難しいだろう。

男性が働いて女性は家事をするというのが当たり前の時代ではないが、それでもそういう家庭は今でも多いだろう。

その場合はどうだろうか?男性が稼いでくれるから。。。と結婚している女性のほうがより働きに出ないのだろうか?

ニューヨークタイムズのコラムからいくつかグラフを紹介したい。
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Marital Status and the Recession
Marital Status, the Safety Net and the Recession




このグラフは赤が結婚していない、青が結婚している女性の雇用されている割合である。

当然ながら結婚していない女性のほうが働いているのは言うまでもない。が、2008年のリーマンショック以降、未婚女性の雇用率の下がり方が激しい一方で既婚女性の雇用率の下がり方はそれほど大きくない。

さらに・・・


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こちらは27-30週間失業している女性の数である。赤が未婚。青が既婚である。みてのとおり、赤の未婚女性の割合のほうが大きい。同様の傾向は8ヶ月9ヶ月などになっても見られるという。

一つ考えられるのは、未婚女性のほうが(一人であったもシングルマザーであっても)、既婚女性よりもより高い所得の仕事が必要である。また、家事などにおいても主人の助けが得られないので勤務時間や勤務場所に対する制約が高いことによって失業期間が長期化するのかもしれない。

もうひとつは、コラムの筆者も指摘しているが、未婚女性に対する各種の社会保障が充実しているので再びハタラクインセンティブを削いでいると言う点だ。

日本でも生活保護には母子加算というのがあり・・・。それをもらうとずいぶんいい生活ができるそうだ。母子加算目当てに偽装結婚→偽装離婚なんてのも結構あるらしい。(以前このブログのコメント欄でそういう指摘を普通に多くの方がしていて僕はおどろいた)

また、そういった制度が離婚やシングルマザーと言ったあり方を助長している面も強いだろう。また、社会保障に頼って長期に失業状態に甘んじるということは本人にとっても社会にとっても大きなマイナスである。

もちろん、不幸にして離婚してしまう人・シングルマザーになる人も多い。また、そいういった選択肢・生き方を完全に排除すべきでないし、そういった家庭に生まれた子供を助ける方法を考えることは大切だ。

そのためには、僕はやはり負の所得税などを導入して低い賃金の仕事でもなんとか生活ができるようにすること。一方で最低給付水準はかなり低いものにすることで働かなくてもやっていけますという状態にしないことや働けば働いた分が自分のものになる(今の生活保護だと稼いだ分が給付から引かれる)ようにすること。そして、生き方・家族のあり方によって給付水準を変えるのではなく一律の支給にすることで人間の生き方を制限しないこと・自己責任の原則は保つこと。が大切だと思う。

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