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安倍政権の主張する憲法改正の優先度が低いことをデータで説明する

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わたしが中国が攻めてこないというのはもうひとつの理由があります。こちらが中国の公的な出生率です。


いまだ1.6ある、すげーと思うわけですが・・・1.6というのはどうも眉唾らしいのです。

中国が抱え込んだ「人口減」というアキレス腱

米ウィスコンシン大学マディソン校の教授イー・フーシエンは、中国政府は「一人っ子」政策の破滅的な結果を覆い隠すために実際の出生率をぼやかしてきた、と指摘している。同教授の計算によると、2010から18年の合計特殊出生率は平均1.18だ

中国には一人っ子政策のときにどうしても男子が欲しいということで戸籍のない子供がたくさんいるのですが↑は当然それを含んでの数字でしょう。

中国の人口はすでに縮み始めているとみる専門家もいる。イーと北京大学の経済学者スー・チエンは最近の論文で、毛沢東の工業化推進キャンペーン「大躍進政策」が引き起こした1961年と62年の飢餓による人口減少以降で初めて、2018年に人口が縮小したと指摘している。研究者たちは、国勢調査の不正確な見積もりで、実際の人口と出生率がわからなくなったと言っている。

日本の人口が減り始めたのは2010年。中国は2018年からだとするとすでに2年目だ。
あと15年で日本からは九州と四国の人間が消えたくらいの人間がいなくなるが、中国も似たようなことになっているわけです。2018年の出産数が200万人も減少して1700万人になってしまったと話題になりましたが実態は1000万前後だろうとアメリカの専門家は指摘しているんだそうな。とはいえ日本の10倍以上なんですけどね。w 元々の人口が日本の10倍だから出生数が1000万人切るとどっこいどっこいの人口減少が始まっているわけですよ。

中国の人口構成はこんな感じらしいのですが


ここの一番下の方の若い人口は嘘って事ね。また、一人っ子政策の時にどうしても親の面倒を見る男の子が欲しいって事で、妊娠中に女子と判明するとどんどん堕胎されて生まれたのは男ばかりになってしまった。つまり25〜35歳の兵士たちも独身のオンパレードで結婚できなくて出生数が余計に減っていくわけです。つまりあと20年もすると中国は日本に輪を掛けたキノコ雲人口構成になるわけですよ。25歳以下から急に少なくなるのは一人っ子政策の影響です。

一人っ子軍隊は戦争ができるのか

こういう映画がありましたよね。



実話に基づいた話ですが、アメリカ軍に3人兄弟が従軍したが、うち2人が戦死してしまった。残りの1人が戦死すると家を継ぐ者がいない。なので米陸軍は激戦区にいる最後の1人を救出に行くのです。

中国の場合、軍隊全員が一人っ子男子(だって戸籍がないと入隊できるわけないでしょ)ってことは、

人民解放軍全員、プライベートライアン状態!!

なわけで、仮に戦死者が出ようものなら親が騒ぎまくってエラいことになりそう。

人民解放軍、徴兵検査「不合格率57%」の影

オタクで不健康で甘やかされた青年ばかりでまともに兵役にも合格しない。

2013年に中国の軍関連メディアは、「“独生子女兵(一人っ子の兵士)”は闘志と苦労に耐える精神が欠乏している」と報じ、「26%の一人っ子の兵士が厳しい訓練に耐えられずに除隊を要求している」と伝えている。

これから人口の大減少を向かえるわけで、国内の消費は日本のように低迷するだろう。中国のバブルが弾ける、弾けると言われて何年も経つが、もうそろそろ本当に弾けそうだし、バブルはいつかは絶対に弾けるのである。経済が永遠に成長し続けるわけはなく、破綻はいずれ来ます。

その状態で日本に侵攻するのか。
もちろん国内の不満を外に向けるために、みたいな意見もありますが、繰り返しますが少子高齢化にあえぐ中で一人っ子で全員プライベートライアン軍で日本に侵攻するのか。戦争というのは攻める方は守るより何倍もの人数と装備が必要になるのです。そして中国が日本に攻め込むと、裏側にいるベトナム、カンボジアとインドは少子化はまだだいぶ先なので国力が凄いことになっているはず。

逆をいえば日本は防衛に徹している限り、軍隊の総量はそれほど多くなくても耐えられるわけ。よく安倍ガーの皆さんが「日本はまたアジアを侵略するつもりだ」とかアホなことをいいますが、太平洋戦争の時は日本軍は350万人もいたのです。いま、自衛隊員って20万そこそこです。しかも平均年齢が当時は20代でいまは50歳・・・・・。ww 侵略にいけるわけないでしょうが。
要するに

少子高齢化してる国同士で戦争する訳ないっしょ

ということです。歴史を紐解いてもローマやギリシァは繁栄したのちに少子化が深刻となり、国が滅びました。戦争イケイケゴーゴーどころではなくなったのです。日本と中国、韓国、台湾、タイ、香港は滅んでいき、次に来るのはインド、インドネシア、ベトナムの時代なのです。

いつまでもあると思うな仮想敵国

ということで、数十年も掛けて憲法改正の国民投票に持ち込むより、とっとと少子化対策を第一義に挙げる政党の出現を期待します。まにあわんかもしれんけど。

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