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地上イージス 秋田案見直し

イージス艦と同様のレーダーやミサイル発射装置で構成する地上配備型の弾道ミサイル迎撃システムである、イージス・アショアについて、政府は、秋田市の陸上自衛隊新屋(あらや)演習場への配備計画を見直す方向で検討に入った、と報じられています。

住宅密集地から700メートルしか離れていないことへの批判、事前調査でミスを重ねた防衛省への地元の反発などから、理解を得るのが難しいという異例の判断に傾いた、とのこと。

候補地を決定した経緯も不透明で、根拠なく新屋演習場を候補に想定し、計画を進めたとしか思えず、見直しは当然だと思います。

新たな配備先については、新屋演習場を選定した過程で浮上した秋田県内を含む19ヶ所を中心に検討するとみられています。

もう1ヶ所の山口県阿武町にある陸上自衛隊むつみ演習場でも、町長が明確に反対を表明していて、配備反対の地元団体に町の有権者の半数以上が入会していて、計画が進められる環境にない、ということです。

弾道ミサイルの脅威に備えるために、政府は東西2ヶ所で日本全域をカバーするとしています。

しかし、住民からは、レーダーの発する電波の影響や、有事に標的になるリスクを懸念する声などが、あがっています。

そもそも、地上イージスが、ほんとうに必要なのか疑問です。トランプ米大統領が米国製兵器の大量購入を求めているから、2基で5千億円を超える金額を支払って購入することにした、とみられています。

しかも米国が提示する金額や納期を受け入れる対外有償軍事援助(FMS)でしか購入できないことになっています。 北朝鮮のミサイル発射に危機感が高まっていた時期に導入を決めました。
専門家は、多用途に使えるイージス艦を増やす方がメリットが大きいという指摘もしています。配備時期の2025年には、北朝鮮のミサイル技術が向上し、迎撃できない可能性も否定できないとされています。

その配備時期も、候補地選定の迷走でずれ込む可能性が出てきています。
財政が厳しいこともあり、このように、役立つかどうかも定かでない高額のものを、米国への配慮から購入するのかどうか、計画を白紙に戻して再検討すべきだと考えます。

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