- 2019年12月16日 10:23
ロバート秋山氏による「家出少女支援の活動」パロディ動画に市民団体が抗議した背景
2/2「それでもなんとか生きようともがいている少女たちの存在と、社会に溢れる暴力に抗しながら少女たちを支援する活動を、このようなかたちで笑いのネタにし、貶めるのは、少女たちおよび支援団体に対する許しがたい侮辱行為です」
と受けとめられるのは当然かもしれない。
さらにこの動画が、
「かっこいい男を探しに行こう」と少女たちに言ったり(実際にはそうした男性たちに搾取されたり暴力を受けたりする場合が非常に多い)
など、当の少女たちにも誤った危険なメッセージを伝えてしまっているのも確かだ。
抗議の声を上げた活動家や研究者らは、ロバート・秋山氏だけではく、様々なビジネスとして販売している関係企業にも抗議文を送って、1月10日までに「回答」を求めている。
回答までの期間としては誠実な期間で、相手にも十分に余裕があるものといえる。
現代社会は少しはみ出した表現行為に対して、ことあるごとに「けしからん!」と集中的に批判を浴びて黙殺させてしまいがちだ。
社会の清涼剤として、心の緊張をほぐしてくれる「笑い」はこの世の中では大事なものだと思う。
そうしたことを十分理解しているつもりの筆者の立場でも、ロバート・秋山氏の動画は現場の実態とかけ離れていてデリカシーを欠いたものだと言わざるをえない。
サイトを運営する大日本印刷などにも誠実な対応が求められると思う。
ロバート・秋山氏にも、複雑に入り組んでいる社会問題を反映するような「深い笑い」をこれからは求めていきたい。
秋山氏らの対応次第で「笑い」と深刻な社会問題との関係はどうあるべきかを今後考える良い材料になるかもしれない。
同じお笑い芸人の太田光氏などは今回の秋山氏の動画をどのように評価をするのだろうか。
(以下、抗議文に掲載された情報を添付します)
・キヨちゃん先生が少女たちを救う!【ロバート秋山のクリエイターズ・ファイル】
10代の心に寄り添う「下町の救世主」。今日も下町の繁華街でパトロール。
https://creatorsfile.com/creators/28/
・紙媒体・DVDとしても販売されています。
https://honto.jp/netstore/pd-book_28907337.html
・制作会社 ・株式会社CTB HP https://ctbctb.com/
メールアドレス info@ctbctb.com
・サイト運営者 ・大日本印刷株式会社
https://honto.jp/article/hontoplus/robert-akiyama.html
https://www.dnp.co.jp/index.html
※Yahoo!ニュースからの転載



