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  • mkubo1
  • 2012年07月02日 22:49

EU首脳会議の問題点

先日、炊飯器が壊れて、新しい炊飯器を買ったことは書いたと思います。

その炊飯器なんですが、非常においしくご飯が炊けるのです。大変おいしいです!
最近の炊飯器は進化しているのでしょうね。
最上位機種(10万前後)ではないのですが、中位機種(5万円前後)なのですが、十分においしいのです。
子供たちは、ご飯が美味しくなったといっています。
めったに買うものではありませんが、ご参考までに。

マーケットの関心は、ここから上がるのか、それとも下がるのか?ってことのようです。
ともかく、EU首脳会議の内容をよく考えてください。

確かに、銀行同盟の監督の一元化やESMからの直接融資が認められたことは前進であり、特に、スペインにとっては、恵みの雨となったのは間違いありません。

また、ESMがスペイン国債やイタリア国債を購入する可能性もあります。

しかし、最大の問題は、支援するための資金量については、なんら進展がないということです。
まったく変化なしなのです。

スペインやイタリアを支援するためには、現在のESMの規模では、不十分なのは、全員がわかっています。
銀行に直接融資することはいいことですが、そんなことを続けていると資金が底をつきます。

ですから、ESMにECBの流動性供給を受けられるようにしないと、ESMの資金量が十分とはいえません。
ここについては、ドイツは、明確に反対しています。

つまり、今回の合意は、確かに、一歩進んだものなのですが、ドイツの負担額には、まったく変化がないのです。
まあなんというのか、財布の中身は変えずに、やり繰りを少し変えて、何となく安心感を得たというのが正解ではないでしょうか。
ここにメルケル首相のしたたかさというか、すごさがあるのでしょう。

会議後、メルケル首相が「ドイツのスタンスはなんら変化していない」と言っています。

まさに、このことなのでしょう。


もう1点、疑問があります。

銀行の監督権限がECBに移ります。
ということは、各国政府は、銀行の監督権限を放棄するのです。

ちょっと、思い出してください。

LTROの結果、スペインの銀行はスペイン国債を、イタリアの銀行はイタリア国債を、フランスの銀行はフランス国債を買いました。
これは、各国政府が銀行の監督権限を持っていたからできたのです。

今後、こういう自国の国債を買うことができるかどうか。
これは、疑問です。

もし、できないのであれば、南欧の国債の買い手が減ってしまいます。
この辺の話は、主権にかかわる話になりますので、そう簡単ではないことがわかります。
行方を見守りたいですね。

このように、とりあえずは、火を消しましたが、火種は残っています。
欧州は、なかなか楽観できそうにないですね。

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