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宮川花子さん 多発性骨髄腫告白 今は寛解 放置するのではなく医療を信じて

漫才コンビの宮川大助・花子の宮川花子さんが症候性多発性骨髄腫であることを告白されました。

奈良県立医大の先生の説明による病歴です。

2018年3月腰痛で発症。生検で形質細胞腫(多発性骨髄腫の腫瘤形成タイプ)(第2腰椎、第5腰椎)と診断。骨髄中の形質細胞は10%未満で他の部位に病変がなかったため、放射線治療を選択、仕事のため大阪で放射線治療を実施し、PET-CTで完全寛解(CR)の確認。以後2ヶ月に一回奈良医大で病気の経過観察。

(ちなみに3月19日、整形Drからがんの転移だろうから余命半年と言われたのは写真家の幡野さんの時と全く一緒です。)

2019年1月、骨髄腫の腫瘍マーカーである血液検査の数字(Free Light Chain)が悪化。PET-CT検査で多発する形質細胞腫瘤の悪化を確認。その時点で本人の自覚症状はないものの、今後の病状の悪化が予想されるため抗がん剤治療すすめる。しかし大阪の病院で治療したいと本人たちの希望があり大阪の血液内科に紹介。ただ副作用への恐怖、仕事への影響を考えてしまい本人たちの判断で紹介先を受診せず5ヶ月放置していた。

放置したことで病変は進行し(この時良性疾患である脊柱管狭窄症と勝手に思い込んでいたようです)下半身が麻痺に。6月になって、大助さんが県立医大の医師に直接電話連絡したところ、医師から怒られ、8時間車で移動し緊急入院されたそうです。花子さんは意識がなかったということですので、骨髄腫に随伴する高Ca血症といういつ死んでもおかしくない状態だったのかもしれません。

ご自身が書いた絵のように、第2胸椎(神経麻痺)、第2腰椎、第5腰椎、第4肋骨、眼窩骨、左鎖骨骨折、褥瘡 そして寝たきりに伴う全身状態不良で 生命に関わる状態と診断されています。

そして症候性多発性骨髄腫に診断変更され、放射線治療併用しながら抗がん剤治療を実施したところ、奇跡的に数コースでsCR(血液検査含め目に見える骨髄腫がない状態)に入り(ちなみにここまで骨髄腫に効果があったのはダラツムマブ使用の可能性が高いです。)、そしてさらに戻らないと思っていた神経麻痺(骨髄腫が治るとは別の問題)からも復活中とのことだそうです。

治療中病院、会社は病名に対する秘密管理がしっかりおこなれており、全く誰にももれていなかったとのことです。吉本やりますね。

花子さんは今回医師を信用しないで、素人の浅知恵で治療を延期したことを恥じ、同じような立場の人が自分と同じ失敗をしないようにするために今回の発表を行ったとのことです。だからこそ奈良県立医大の血液内科の先生がこの会見場にいたのでしょう。本当いい先生です。

抗がん剤は怖くない。お医者さんを信用しよう。彼女のメッセージです

ここで言っときますが、今彼女の多発性骨髄腫はほとんど治っています。もちろん数年後再発する可能性はないわけではないですが、多分長期生存が期待できます。だからこそ、麻痺に対するリハビリがんばればまた名人芸の漫才が見られる日も来るかなと期待してます。(8年生きられると説明されたみたいですね)

池江さんの白血病の時と同じように、芸能人が病気になったらすぐ記事にするのはいかがなものかという批判があることはわかっていますが、ひろめたいという彼女の意思を尊重し記事を書きました。

ただ一つだけ気になっていることがあります。フジテレビが密着600日と彼女の寝たきり状態を放送していましたが、治る可能性のある骨髄腫を放置していたことを知っていたのかな。それとも間違った余命6ヶ月に気を取られて治る病気ということに気づいていなかったのかな。人の病気で番組作るなら、その人の病気を100%知らなければダメだよ。不作為の罪に当たるよ。

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