- 2019年12月08日 09:41
【れいわ新選組】「将来は米軍さんに帰っていただく」。山本太郎代表が〝基地の町〟横須賀で演説。地元選出・小泉環境大臣に「放射性廃棄物の再利用やめさせて」と注文も
2/2【辻村氏「核のごみ地中処理出来ぬ」】
会場には、今夏の参院選で「れいわ新選組」から出馬した辻村ちひろさんも駆け付け、「総選挙もチャレンジしようと思っています」とマイクを握った。聴衆からの〝核のごみ〟に関する質問には、環境保護活動を続けている立場から「日本で地中処理を出来る場所は全くありません」と断言した。
「私は自然地理学が専門です。日本は常に大地が動いているんです。だから地震が多い。政権側は活断層マップを作りました。その空白地帯だったら最終処分場をつくれるだろうと。でも、活断層って見えていないんです。見えないから無いのかと言えばあるんです。絶対にあります。だって、プレートに4つの境界線があるんですよ、この国は。そういう状態で地中処理が出来るのかというと出来ません」
「目に見える場所に置くのが1つの方法だと思う。常にコントロール下に置く状況をつくり続ける。残念ながら、僕たちの子や孫やその孫や…ずっと衆人環視を続けなければならない。だから〝負の遺産〟なんです。だから、新しい〝核のごみ〟をつくってはいけないんです。だから、原発は即時禁止なんです。そんなものは早くやめましょう。新しい〝核のごみ〟を出さずに何とかコントロール下に置くという事が重要だと思います。これくらいの事を今の環境大臣には言って欲しいのですが…」
横須賀という事で、メディアからの質問は「小泉進次郎」に集中した。山本代表も当然、それを分かっていて、会の冒頭では「横須賀に来ちゃいました。小泉(進次郎)大臣の〝おひざ元〟にやって参りました。今日はセクシーに政治を語ろう」と笑いを誘った。
一方で、小泉環境大臣に対して「環境省がずっと進めているとんでもない施策が結構あって。例えば(原発事故後の)除染で生じた汚染土壌の再利用計画。8000Bq/kg以下のものを全国の公共事業で受け入れさせるという話が進んでいる状況ですよね。本来は100Bq/kg以上の廃棄物は黄色いドラム缶に入れて保管しなければいけないんです。小泉さんが『元の原則を守らなきゃいけないよね』と言ってくださるんだったら私は本当に応援したいですね。言ってくださるかどうかは分かりませんけど」と注文をつける場面もあった。
朝から冷たい雨が降り続け、会場が京急・横須賀中央駅前からホテルの宴会場に変更されたが、多くの立ち見が出るなど会場は超満員になった。会の終了後は一人一人と握手。希望者との写真撮影にも応じ、4時間ほどで横須賀を後にした。
(了)
- 鈴木博喜 (「民の声新聞」発行人)
- フリーライター



