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アベ首相虚偽答弁 ジャパンライフ会長と訪米

「桜を見る会」追及本部ヒアリング。安倍晋三氏がジャパンライフの山口会長と共に訪米していたことが判明すると どよめき が起きた。=6日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

 また安倍首相の虚偽答弁が明らかになった。

 1984年9月、安倍晋太郎外相(当時)の訪米にジャパンライフの山口隆祥会長が同行していたのだが、息子の安倍晋三サンも一緒だったことが判明した。

 外務省がきょう6日、野党に提出した渡航履歴に「大臣秘書官・安倍晋三」と記されていたのだ。

 この訪米に山口会長が同行していたことは、晋太郎外相が1986年2月、衆院予算委で認める答弁をしている。

 晋三首相は12月2日の参院本会議で、ジャパンライフの山口会長との関係を問われたのに対して「個人的な関係は一切ありません」と答弁していた。

 訪米を共にし父親とも親しかった山口会長と「個人的な関係が一切ない」と言うには無理がある。虚偽答弁と言ってよい。

外務省が提出した渡航履歴書。中段あたりに「秘書官 安倍晋三」とある。山口会長の訪米同行は父親の晋太郎外相が国会で認めた。

 山口会長を「桜を見る会」に招いていたことで、ジャパンライフの被害者から国が訴えられる可能性も出てきた。理由はこうだ―

 2015年3月、山口会長に「桜を見る会」の招待状が内閣府から届く。招待状に同封されていた受付票の番号は「60‐2357」。60は安倍首相の推薦枠だ。

 山口会長は招待状と受付票を形成逆転の宣伝材料に使った。詐欺まがい商法で消費生活センターに苦情が相次ぎ経営が行き詰っていたからだ。

 2014年に消費者庁はジャパンライフに立ち入り調査する予定だったが、人事異動で取りやめになった。

 消費者庁は内閣府の外局である。忖度による人事、そして立ち入り調査の中止だったと見るのは穿ち過ぎだろうか。立ち入り調査の中止で、結果として詐欺被害は拡大した。

 安倍首相の推薦枠は当初報道にあった1千人どころではない。少なくとも3千人超であったことが受付票の番号から明らかになっている。

 公金を使った大規模な公選法違反。詐欺被害の拡大。虚偽答弁。

 総理辞任では済まない。議員辞職が妥当だ。

小西洋之議員。内閣府が安倍首相からの推薦者名簿をそのまま招待者名簿に移し変えていたことを突き止めた。=6日、衆院16控室 撮影:田中龍作=

    ~終わり~

      ◇
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