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任天堂のスイッチが中国で10日発売、現地大手との連携に期待も


[北京/東京/上海 4日 ロイター] - 任天堂<7974.T>の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が今月10日に中国本土で発売される。同社と販売代理店契約を結ぶ中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>が4日、発表した。中国ではPCゲームやモバイルゲームが主流だが、現地大手と組む任天堂の取り組み次第では据え置き型ゲーム機への認知が高まるとの期待感も市場からは聞かれる。

任天堂はテンセントとの販売代理店契約は4月に発表していたが、当局の認証手続きなどを踏まえ、詳細な発売時期などは明らかにしていなかった。

スイッチの希望小売価格は2099元(298.20ドル)。テンセントによると、4日正午(日本時間午後1時)から予約の受け付けを開始した。人気ゲーム「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」がセットになっているほか、1年間の保証がつく。価格は日米並みとした。

任天堂は中国で数週間以内に「マリオカート8 デラックス」と「スーパーマリオ オデッセイ」をリリースする計画。携帯専用機種「スイッチ ライト」も中国で発売準備が進められている。

同社は20年3月期業績予想に中国での販売分を織り込んでいない。1月下旬の旧正月商戦に間に合ったことで、市場では「(業績の)上振れもあり得る」(証券アナリスト)との見方がある。

PCゲームやモバイルゲームが主流の中国では、据え置き型を展開するソニーやマイクロソフトが苦戦した。任天堂は中国の大手と組んだことで「流通や当局対応の面でアドバンテージがある」(別の証券アナリスト)とされる。ソフトのタイトルが出そろう中長期の視点では、据え置き型の文化が根付くとの期待感も聞かれる。

*内容を追加しました。

(平田紀之 編集:田中志保)

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