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組織の伝統と個人の尊重 時代の狭間なんだろう 価値観の多様性のズレ

熊本の済済黌高校の訴訟問題がニュース(NHK朝日)となっています。
>原告側は「バンカラ」の校風で知られる伝統校の文化でも令和の時代の若者にあわないのではないか問いかけたいとしてあえて、1円の賠償額としたということです
バンカラの伝統を個人の希望で否定することの妥当性が焦点だと思いますが、1円の賠償額含めて、本人たちが納得するための問題提起なのでしょう。ただその組織の伝統が嫌ならば入学しなければいいだけということだと思いますので、個人的には選択の自由の範囲内で組織に強制を望むことは難しいと思います。

ただ以前自衛隊時代、病気になった隊員をやめさせるようにできないかと上司から言われたことがあります。その時私がとった行動は、「勤務時代に発症したものですから、労災ではないにしろしっかりと組織がフォローしてあげることがいいと思います。そうすることで残された元気な隊員が何かあっても組織が守ってくれると安心して仕事を全うできると思います」と上申しました。上司は理解して配属先を調整することでこの隊員に対処していただきました。

もちろん学校と自衛隊の違いはありますが、どのような基準を持ってして対応することが望ましいのかは、社会の価値観の多様性から判断するべきで、今このような訴訟がおきているのは、この価値観のずれなのかなと感じています。

それこそ子供に対する体罰も厚労省がガイドラインを準備しています。(厚労省、「体罰」の具体例で指針案 「長時間正座」など該当
>素案は、体罰の悪影響について「科学的にも明らか」と指摘。たとえしつけのためだとしても、身体に何らかの苦痛または不快感を引き起こす行為は「どんなに軽いものであっても体罰に該当し、法律で禁止される」と明記した。
愛をもって行う体罰、その子の進歩のために行う体罰は許されるのではという昔ながらの昭和の親父ですが、部下の指導含めてケースバイケースではと最近思いはじめています。

原則は決めても個別ごとに異なる、いわゆる医療の世界と同じかなと思っています。

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