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見切る力量も必要

長期保有を目的として安値を買ったつもりでもそこから奈落の底に落ちていくような銘柄は必ず存在する。

そんなもんに全て付き合っていたのでは、いくら長期投資とは言えいつかは破産してしまうだろう。
やはり長期投資とは、出来得る限り、見込みがない株を見切り、見込みのある株を厚くしていく作業が大切になってくる。

去年の3月に殆ど全売りした時、瑞年は6HKD、博士蛙は5.2HKD、A8は3.6HKD、興業太陽能は6HKD、金蝶は4.5HKDとかで売った。それら全部1/2~1/3ぐらいまで落ちているが、下げた所で買い戻したのは金蝶とA8と興業太陽能だけ。金蝶に至っては以前に持っていた時よりも沢山買ったぐらいである。

そして昨年の秋ぐらいからの売買では、雨潤11KD、銀基国際7.1HKD、金蝶2HKDを売った。
そして、金蝶は1.2HKD辺りで買戻している。銀基についても今買戻しを始めた。
でも、雨潤については買い戻しを断念した。

つまり、ここ1年少しの間に、瑞年、博士蛙、雨潤の3銘柄を見限った訳だ。

見限った銘柄と再度安値で買い戻した銘柄の何が違うのだろう?

いろいろと理由はあるが、一言で言ってしまえば、「下げの理由が把握でき改善を十分見込める銘柄」については、安値は買いの好機だと思うべきである。

しかし「下げの理由がはっきり分からない」「何をどう改善したらいいか分からない」なのに株価がどんどん下がっていく・・そんな銘柄は「見切り」で良いと思う。

例えば、金蝶・・景気悪化すればこういうやってもやらなくても良いシステム系企業は真っ先に注文を絞られる。それは仕方ないが絞られた需要はなくなるものではない。景気回復と共に一気に戻ってくる。それまでの間、1万人ものリストラを敢行した。よく分かるじゃないか。

例えば、銀基・・公務員の間での贈答用白酒のやり取りが禁止さけた。これはデカい。更に景気も悪化して高級酒市場は収縮を余儀なくされた。仕方なく売りだった高配当をやめて身を屈めた。よく分かるじゃないか?

しかし、雨潤や瑞年や博士蛙にはそういう具体的な理由がない。なのに株価はそれ以上にぐんぐん下がっていく。調べても調べても問題点も対策法も分からない。
こういう企業は「見切る」に限る。
例え、大した問題などなく株価が高騰することがあってもそれはたまたまなのである。

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