- 2019年12月03日 17:48
車いす利用者に優しくない新幹線 れいわ議員の訴えに大臣が後押しを約束
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赤羽国土交通大臣:木村委員のご指摘はほとんどもっともだという風に思っております。
党の部会長のときからバリアフリー社会を進めるために、移動に関する議論の中で、JR、特に新幹線は16両編成で1席しか車いす対応がありませんでした。
そのことについて随分申し入れをしましたが、去年からようやく2席になったということです。私は大変このJRの対応については大変残念に思っています。
たった2席しかないスペースに規制を入れているということは、大変個人的ではありますけど、けしからん話だと、率直に言って申し上げておきたいと思います。
省令、ガイドラインにおきまして、車いすスペースを確保する、義務付けている目的は、車いす利用者が確実に車いすスペースを利用できるようにすることを意図しているものであります。このような車いす利用者のみなさまのニーズに可能な限り答えることが必要であるという風に思っております。
まさに我が国は2020年東京オリンピック・パラリンピックを目指して、そのレガシーとして共生社会の実現ということで、バリアフリーの社会というかユニバーサルデザインの社会を、強力に推し進めるという政府の強い意志を、JR各社はしっかりと受け止めてほしいと、あえてこの委員会の場で、議事録にしっかり残したいと思っております。
そのことをしない限り、大勢の外国人のお客さんから、既に相当ひんしゅくを買っているのではないか。
車いすのスペースだけではなくて、あれだけ大きなスーツケースを置く場がほとんどない。
収納するスペースは限られていますので、事故が起こってからでは遅いですし、ベビーカーについても大変みなさんご苦労されていて、そのことによって通行が支障しているということは、抜本的な対策を講じてほしいと。
ご質問いただきましたので、あえて本委員会で大臣としての発言として申し上げたいと思います。
(中略)
私、かつて障害をもたれている知人から、バリアフリー法の作成をしたときにご指摘をされて今でも忘れないことがございまして。
新幹線を利用するときには、前日に「新幹線を明日何時に利用する」という連絡をしなければいけないと。
すると屈強な駅員さんが4~6人いて、車いすを両脇に抱えられて階段を上ったと。当時はエレベーターやエスカレーターを完備していない時代ですから。
そのときに何が一番困るかというと、周りのお客さんからじろじろジロジロ見られることだそうです。障害をもっている我々でも人格とか基本的な人権というものはある、そういうことを本当に政治家は分かっているのか、という指摘を受けたことは生涯忘れられない経験でありました。
そういった観点が一番大事なのであって、バリアフリー政策というのは、福祉的な「施し」みたいな感覚でやっていたら、ずっとこういった課題は解決しないと思っています。
このことは、JRについては抜本的に見直すように、見直しの際には障害者の団体のみなさんの声を直接聴くように、強く求めるという決意をしております。
興奮しすぎてちょっと…答えたうちに(なって)いないかな。(議場笑い声)
大丈夫ですか?他は…。
ユニバーサルデザインというのは、障害者の方も健常者の方もみな同じだということでありますし、我々だっていつその立場になるか分からないという、そういった角度で物事を進めていかなければいけないと。
思い違いをしている業界、団体はもう一度考え方を一掃していただきたいと思っておりますし、そう指導していきたいと思っています。
木村議員:ありがとうございます。障害を持って車いすを利用している人たちは、やはり心のバリアの面でもありますし、人に迷惑をかけてしまうんじゃないかと利用を控えてしまうような方も増えていますので、早急に合理的配慮を進めていただければと思いますが、無事にパラリンピックが事故がなく、そして安全に行われるように思っておりますので、ぜひ大臣には一度視察に行っていただいて、実際に車いすに乗っていただけるとかなり揺れもひどいですし、そういう(体験)をしていただければと思います。質問を終わります。以上です。
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