宮崎県小林市が11月29日、肉のフリー素材サイト「oniku images」を公開し、ネットで注目を集めています。

いい肉の日に公開された同サイトは、ストックフォトサイト「amanaimages」とコラボレーションし、合計100枚の“お肉フリー素材”を公開。「お肉の素材を必要とされる全ての方に向けて、無料で何枚でも“おかわり”出来る」サイトに仕上がっています。

写真素材は一部を除き、2020年11月28日まで自由にダウンロード可能。商用利用を含め利用地域などの制限なく何度でも利用することが可能になっています。
プロのカメラマンが撮影した写真には「畜産のまち」小林市が誇る黒毛和牛を使用しています。シズル感のある肉の写真だけでなく、ネットでテンプレ化しているネタを利用したおもしろ写真も多く見られます。
担当者によると、市内の肉屋から挙がった「肉を宣伝したい!」という要望を受け、また「ネット上にフリーで使える肉が少ない」という状況も鑑みて、2019年4月からプロジェクトをスタートしたそうです。自治体としては珍しい取り組みであるため、制作段階から「おもしろい」という声が多かったといいます。

小林市の広報担当職員は、サイトを立ち上げたねらいについて次のように話します。
oniku imagesを通じて、畜産のまち小林市をアピールしたいと思い企画をスタートしました。ユーザーの方には、写真を使うことでまずは宮崎県小林市の存在を知ってもらい、小林は上質な黒毛和牛を産出するまちだと知ってもらえればと思います。
自然豊かでフルーツなど農産品も多く収穫される小林市。宮崎に行く機会があれば、南西部に位置する同市にも足を延ばしてみてはどうでしょうか。
