- 2019年11月30日 12:30
参議院文教科学委員会 学校での働き方改革 参考人質疑

「日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。我が国の伝統精神である「智勇仁」の三徳に基づき、「文武経」の政策を国家国民のために全身全霊で実現します。
11月28日(木)、参議院文教科学委員会では、学校での働き方改革について、参考人から意見を聴取し、質疑応答を行いました。
学校現場からは、郡司隆文・全日本教職員連盟委員長、保護者代表として、東川勝哉・日本PTA協議会顧問らから話を聞きました。
●反対論は中教審答申を踏まえない議論
話を聞きながら、感じたことは、中央教育審議会において、平成29年6月文部科学大臣から諮問を受けて、関係者はもちろん有識者が、1年半もの長い時間をかけて審議してまとめた、平成31年1月の答申に、働き方改革の方策は尽きているということでした。
・答申は
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/079/sonota/1412985.htm
今回の政府提出の月45時間以内という上限ガイドラインの指針化や、1年単位当たりの変形労働制導入という法案は、その働き方改革の方策の一つです。法案に反対する人は、中教審の答申を踏まえないものだということがよく分かりました。参考人の一人として出席した、立場が違う労働組合の代表者でさえ、中教審の審議に関わり、今回の法案には賛成していました。
問題だと感じることは、法案を提出する文科省が、法案の説明が中心となり、中教審の答申の全体像、働き方改革の各種方策について、国民に向けての訴えが足りないのではないかと思うことです。

法案の審議は大詰めを迎えています。そのことを踏まえて、しっかり訴えていきたいと思います。