記事

ローマ教皇が中国へ接近か?

ローマ教皇が訪日されましたが、この帰国の途中に中国に立ち寄るのではないかとの噂がありました。

ご存知のように中国は共産党が支配する体制です。共産主義思想は唯物論に立つので、基本的に宗教に対して不寛容です。マルクスが「宗教はアヘン」といった話も有名です。従って、ローマのカトリック教会と中国共産党は友好的な関係にあるとは言えない状態が続いてきました。

しかし、中国は12億人もの人口が存在する巨大国家です。ここでカトリックの布教活動が出来れば…と考えるのは、宗教として当然のことかもしれません。そういう理由でローマ教皇は中国への接近を図っているようですが、私はこの目論見は失敗に終わると考えます。

何故なら、現在進行形でウイグルに対して過度な人権弾圧を行っているのが中国だからです。自分たちの考えに従わない人々を「おかしな考え方をする人々」と決めつけ、一種の洗脳を行っています。収容所に入れられている人びとが100万人に及ぶというのですから、穏やかではありません。

中国共産党の本質は共産主義体制です。いくら経済的自由を導入しても政治的自由や思想信条の自由を認めるつもりがないのは、香港の一連の事件をみても明らかでしょう。

巨大な人口に目がくらんで、中国に接近しても、ろくな結果が待っていないと予想します。

それにしてもローマ教皇、日本で難民を受け容れろだの核廃絶だのを訴えるのではなく、中国の人権弾圧にこそ声をあげるべきでしょう。

あわせて読みたい

「ローマ教皇」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。