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丸亀製麺"大盛りで大損する"メニューの種類

直感で注文すると大損するケーススタディ

人気うどんチェーン店『丸亀製麺』では、うどんが並盛り・大盛り・得盛りの3サイズで提供されています。大盛りと得盛りは、並盛りの値段にそれぞれプラス100円・200円で注文することができます。


写真=iStock.com/SIphotography
※写真はイメージです


たくさんのメニューがありますが、なかには大盛りで頼むと、損をするメニューがあることをご存じでしょうか。

実は、丸亀製麺では大盛りを頼んでも具は増量されませんが、得盛りの場合、うどんの具も増量されるのです。

丸亀製麺の大盛りはプラス100円することで麺が1.5倍になるメニューですが、得盛りはプラス200円することで、麺が2倍になるのに加え、うどんの具も2倍(カレーうどんやとろろ醤油うどん等、メニューにより変動あり)されます。100円あたりの増量される麺の量は大盛りと得盛りで差がありませんから、“とろ玉うどん”や“明太釜玉うどん”のような具のあるうどんは並盛りか、得盛りを選んだほうがコストパフォーマンスは高くなるといえます。

逆に、具のない“ぶっかけうどん”や“ざるうどん”などは、サイズによって具の変動がないため、大盛りで頼んでもいいメニューです。

この情報は、丸亀製麺を運営するトリドールHDがHP上で公開している情報ですが、このことを知っている人は、そう多くないでしょう。

前提条件を知らないままサービス利用や契約をすると、損をする

うどんの具であれば、まだ笑い話ですが、前提条件を知らないままサービス利用や契約をすると、損をすることが往々にして起こります。

例えば、インターネット通販大手の「楽天市場」を例にして考えてみます。

楽天市場では、各種施策によるポイント付与率アップが目玉で、代表的なものが「楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、バルセロナが勝った日はポイント2倍」というもの。

楽天市場ではほかにも多くのポイント付与率が上がる施策があり「スーパーポイントアッププログラム」の条件をすべてこなすと、買い物に対するポイント付与率が最大16%まで上がります。

しかし、付与率が16%のときに「勝ったらポイント2倍」施策が適用されても、付与率は32%にはなりません。施策の詳細をよく読むと「上昇するのは1%」と明記されており、基本付与ポイントの1%に対して2倍、という表現ということがわかります。確かに普段よりはお得な買い物ができますが、圧倒的にお得というほどではありません。

また、健康食品や化粧品の定期契約もこういった落とし穴があります。ジョイフルライフの販売するサプリ「スルスルこうそ」を例にして考えてみましょう。

このサプリの定期契約では、4190円(税抜)のサプリを3350円、初回は送料無料で購入できます。しかし、注意事項をよく読むと、「3回以上のご購入をお願いしております」と書かれており、もしサプリが体に合わず、1回分で使用を中止したとしても、残り2回分を購入する義務があります。2回目、3回目の購入には送料110円がかかりますから、合計の支払額は1万270円となります。「2割引きだから、試しに買ってみようかな」と購入すると、定価よりも高い金額を失う恐れもあります。

往々にして、私たちは希望的観測を行ってしまいがちです。言い換えれば、私たちの直感はアテにならないということ。このことを念頭に置いて、消費生活を過ごすようにすべきでしょう。

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山野 祐介(やまの・ゆうすけ)
行動するお金博士
1991年生まれ。自らの節約生活をもとにした「1週間食費0円生活」を月刊誌で連載中。節約術やお金の最新事情に精通。
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(行動するお金博士 山野 祐介)

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