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- 2012年06月27日 11:12
民主党の造反劇とユーロ危機
私、思うのですが、ユーロ危機と民主党のごたごたは似ているところが多いな、と。
皆さんはそう思いませんか?
どこが似ているのか?
それは双方とも、ケーキは食べたら、もはや残しておくことができないのに、ケーキを食べた後もケーキを残しておきたいだなんて、都合のいいことを考えているということなのです。
You can not have your cake and eat it.
私の言いたいことがお分かりでしょうか?
「造反をしたのは自分たちではなくて、執行部の方だ。マニフェストにも書いていない増税を実施するなんて国民に対する裏切りだ」
まあ、それはそれで筋が通っている主張でもあり、また、だからこそ敢て反対票と投じたということであるのでしょう。因みに、棄権なんかしてお茶を濁した議員もいるのですが‥
いずれにしても、そうやって男が、或いは女が一度見栄を切ったからには、それに相応しい身の処し方というものがあるのです。
堂々と党を去るべきなのです。もし、党を去る必要がない事態が起こり得るとすれば、そのときには、総理が、増税は間違っていたと言うこと以外にないのです。
でも、総理は今でも、増税は必要で、先送りする余裕はないと言っているのです。つまり、これだけ言うことが違う訳ですから、反対票を投じた議員は党を去るのが筋であり、また、総理の側としても、造反議員を除名処分すべきであるのです。しかし、総理は、厳正に処分するとは言うものの除名するとまでは言わないのです。
何故?
それは、双方とも、造反議員が党を去ってしまったあとの展望が描けないからでしょう。
私は、でもね‥と言いたい。
民主党がどうなろうと、総理の座から追われようと‥自分が不退転の決意で臨むと言ったからには、増税が実現さえすればどんな犠牲でも払うという位の気持ちではなかったのか、と。
でも、どうもそうではなさそうなのです。増税は実現したいが、民主党が多数党であるという立場は維持したい、と。
こうやって増税法案が衆議院を通過したのも、自民や公明の協力があったからこそであるのに‥そしてその一方で、与党の一部議員はこんな風に造反までして‥なのに、それでも民主党を分裂させたくないなんて‥
まあ、総理も小沢氏も、ケーキは食べてしまったのに、ケーキがまだ残っているとどうしても思いたいようなのです。
しかし、もはやケーキは残ってはいないのです。
それなのにいつまでもケーキが残っているのではないか、なんて態度でいるから、国民からすれば、両者とも何を考えているのか、と。
話はユーロに変わります。
昨日、EUが「真の経済通貨統合に向けて」というレポートを公表しました。つまり、これから先の目指すべきユーロの姿を描いて見せたのです。
具体的には、各国がバラバラに国債を発行するような仕組みではなく、共同債を発行して資金調達をすることや、或いは、EUとしての統一した財政当局を設けようとか、或いは預金保険制度を統一しようということなどが盛り込まれているのです。
まあ、大胆に言えば、ユーロ圏が益々一つの国家に近づくことを目指している、と。
彼らが、どこまでも理想を求めることを誰が批判できるでしょう。
でも、そうやって真の統一を目指すというのであれば、そしてまた、1か国といえども脱落者を認めたくないと言うのであれば、それならそれで腹を固める必要があるのです。つまり、ギリシャやスペインやキプロスなどを救済したいというのであれば、それならそれで最後までユーロ圏のメンバーで一致団結して助ける必要があるのです。
しかし、1か国の脱落者も求めたくないという一方で、ギリシャはもっと自助努力をしなければドイツとしては救済を続けることはできない‥なんて言うものだから、訳が分からなくなってくるのです。
だったら、ユーロ圏から脱落する国が出ても、それを認めるということなのか?
でも、それもはっきりしない。
ケーキは食べたら、なくなるのです。ケーキを残しておきたければ、食べることはできません。
私、思うのですが、今ユーロ圏に必要なことは、ユーロ圏を離脱する際のルールをこの際、明確にすることではないのでしょうか?
それがはっきりしていないものだから淡い期待だけが残り、例えば、今のギリシャのように緊縮策の緩和を要請することになるし、他方、ドイツとしては、そのよう要請は受け入れることが出来ないとつっぱねるだけだから、もやもやが何時までも続く、と。
明確なユーロ離脱のルールをこの際確立すれば、そのことによって悪抜けができると思うのです。
民主党も、造反者に対する処罰の明確なルールを設けていないものだから、もやもやが続くのです。
皆さんはそう思いませんか?
どこが似ているのか?
それは双方とも、ケーキは食べたら、もはや残しておくことができないのに、ケーキを食べた後もケーキを残しておきたいだなんて、都合のいいことを考えているということなのです。
You can not have your cake and eat it.
私の言いたいことがお分かりでしょうか?
「造反をしたのは自分たちではなくて、執行部の方だ。マニフェストにも書いていない増税を実施するなんて国民に対する裏切りだ」
まあ、それはそれで筋が通っている主張でもあり、また、だからこそ敢て反対票と投じたということであるのでしょう。因みに、棄権なんかしてお茶を濁した議員もいるのですが‥
いずれにしても、そうやって男が、或いは女が一度見栄を切ったからには、それに相応しい身の処し方というものがあるのです。
堂々と党を去るべきなのです。もし、党を去る必要がない事態が起こり得るとすれば、そのときには、総理が、増税は間違っていたと言うこと以外にないのです。
でも、総理は今でも、増税は必要で、先送りする余裕はないと言っているのです。つまり、これだけ言うことが違う訳ですから、反対票を投じた議員は党を去るのが筋であり、また、総理の側としても、造反議員を除名処分すべきであるのです。しかし、総理は、厳正に処分するとは言うものの除名するとまでは言わないのです。
何故?
それは、双方とも、造反議員が党を去ってしまったあとの展望が描けないからでしょう。
私は、でもね‥と言いたい。
民主党がどうなろうと、総理の座から追われようと‥自分が不退転の決意で臨むと言ったからには、増税が実現さえすればどんな犠牲でも払うという位の気持ちではなかったのか、と。
でも、どうもそうではなさそうなのです。増税は実現したいが、民主党が多数党であるという立場は維持したい、と。
こうやって増税法案が衆議院を通過したのも、自民や公明の協力があったからこそであるのに‥そしてその一方で、与党の一部議員はこんな風に造反までして‥なのに、それでも民主党を分裂させたくないなんて‥
まあ、総理も小沢氏も、ケーキは食べてしまったのに、ケーキがまだ残っているとどうしても思いたいようなのです。
しかし、もはやケーキは残ってはいないのです。
それなのにいつまでもケーキが残っているのではないか、なんて態度でいるから、国民からすれば、両者とも何を考えているのか、と。
話はユーロに変わります。
昨日、EUが「真の経済通貨統合に向けて」というレポートを公表しました。つまり、これから先の目指すべきユーロの姿を描いて見せたのです。
具体的には、各国がバラバラに国債を発行するような仕組みではなく、共同債を発行して資金調達をすることや、或いは、EUとしての統一した財政当局を設けようとか、或いは預金保険制度を統一しようということなどが盛り込まれているのです。
まあ、大胆に言えば、ユーロ圏が益々一つの国家に近づくことを目指している、と。
彼らが、どこまでも理想を求めることを誰が批判できるでしょう。
でも、そうやって真の統一を目指すというのであれば、そしてまた、1か国といえども脱落者を認めたくないと言うのであれば、それならそれで腹を固める必要があるのです。つまり、ギリシャやスペインやキプロスなどを救済したいというのであれば、それならそれで最後までユーロ圏のメンバーで一致団結して助ける必要があるのです。
しかし、1か国の脱落者も求めたくないという一方で、ギリシャはもっと自助努力をしなければドイツとしては救済を続けることはできない‥なんて言うものだから、訳が分からなくなってくるのです。
だったら、ユーロ圏から脱落する国が出ても、それを認めるということなのか?
でも、それもはっきりしない。
ケーキは食べたら、なくなるのです。ケーキを残しておきたければ、食べることはできません。
私、思うのですが、今ユーロ圏に必要なことは、ユーロ圏を離脱する際のルールをこの際、明確にすることではないのでしょうか?
それがはっきりしていないものだから淡い期待だけが残り、例えば、今のギリシャのように緊縮策の緩和を要請することになるし、他方、ドイツとしては、そのよう要請は受け入れることが出来ないとつっぱねるだけだから、もやもやが何時までも続く、と。
明確なユーロ離脱のルールをこの際確立すれば、そのことによって悪抜けができると思うのです。
民主党も、造反者に対する処罰の明確なルールを設けていないものだから、もやもやが続くのです。



