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再現度が高すぎてファン騒然「シティーハンター」フランス実写版いよいよ公開 予告編映像公開で評価急上昇

 過去、数々のアニメが実写化されてきたが、原作ファンがこれほどまでに「再現度が高すぎる!」と騒然とした作品はないかもしれない。人気アニメ「シティーハンター」のフランス実写版「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」は、フランスで168万人を動員する大ヒット。いわば逆輸入という形で11月29日に公開されるが、原作を忠実に再現した様子が、ビジュアル公開直後から話題になった。

主演・監督を務めたフィリップ・ラショーも「フランスでは全然反応が悪かったんだけどね(苦笑)でも、日本ではポジティブな反応が多いんだ!」と大喜びだ。目の肥えたアニメ、映画ファンが、どうしてそこまで驚いたのか。

 ラショー本人にとっても、日本でこれだけ大反響になるのは「驚いたし、意外でもあったし、とてもうれしかった」と、ポジティブな誤算だった。一方フランスでの反応は「映画が公開する前は、とても冷ややかでね。ただ始まった後は『続編はいつ!?』と聞かれるようになったよ」と笑った。

日本語吹き替え版では、主人公の冴羽リョウ役を山寺宏一、パートナーの槇村香役を沢城みゆきと、日本を代表する声優が演じたほか、テレビシリーズのリョウ役・神谷明、香役・伊倉一恵もゲスト出演するなど、ファンにはたまらないキャストになっている。さらに海坊主(映画ではファルコン)は、テレビアニメ・映画ともに玄田哲章が演じているのも、うれしいポイントだ。

 声だけでなく、ファン心をくすぐる仕掛けがふんだんに施されているのも、本作の特徴だ。「カラスやハンマーは、シティーハンターに欠かせないからね」と、ほどよいコメディ感を出すアイテムはしっかりと出てくる。また、今や日本でも表現が難しくなった「もっこり」というワードも、「コアなファンのために」しっかりと入れた。「今から30年ぐらい前、僕が10歳のころ、日本のアニメが放送され出してね。『もっこり』については、フランスでは別の表現になっていたんだよ。だから本当にコアなファン向けのものだね」と説明したが、作中では工夫(?)した形で、はっきりと盛り込まれている。

 何よりもシティーハンターの大ファンであるラショーが「今回の映画はビジネスでやったものじゃないからね。原作者の北条先生をリスペクトして作ったし、先生から原作にとても忠実だと言ってもらえたのが、とてもうれしかったよ」と目尻を下げた今回の自信作。これまでのアニメ実写化作品が色褪せるほどの再現度を見れば、ラショーのシティーハンター愛が本物であることが、きっとわかる。

(C) AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS
(C) Axel Films Production
(C) Pierre Lacheau & Axel Films Production

▶本編:「シティーハンター」TVアニメシリーズ

▶本編:「シティーハンター」TVアニメシリーズ 記念すべき第1話

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