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映画「i(あい)新聞記者ドキュメント」を見た



昨日、新宿で新作の映画「i(あい)新聞記者ドキュメント」を見てきた。この関連では、書籍の「新聞記者」が出版されて話題になったのが、2年前の2017年10月のことだった。私のブログでも、書評として紹介している。
http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55768087.html

また、2018年03月には、望月衣塑子記者の講演も聞きに行った。
http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55770294.html

さらに「新聞記者」の題名で映画化されたのが、今年の夏だった。
http://blog.livedoor.jp/shimuratakeyo/archives/55808170.html

そして今回は、ついに本人が主役として登場する映画になったのだから、これはかなり「すごいこと」なのだと思う。ある意味で、前作で出しきれなかった真意を、記者みずからが直接に語らざるをえなくなったのだ。前作の映画のラストシーンで、クローズアップされた唇が、叫ぼうとする寸前で止まってしまった、その声を直接に聞きたいと思った人が、あまりにも多かったので、作らざるを得なくなったのではあるまいか。

題名に「ドキュメント」と入れたことからもわかるように、今作はニュース記録のようにカメラが実在の人物を追っていく。首相官邸の前では、通ろうとするカメラの前に、阻止する警察官が立ちふさがって通行を拒否する。私も「国会一周散歩」のときに経験しているから、裏も表も、よくわかった。天下の公道であっても、警察官は任意の人物の通行を拒否できるのだ。押しのけて通れば「公務執行妨害」に問われると思うから、ふつうの人間は、そこで引き返さざるをえない。

しかし新聞記者は、納得できなければ引き返さない。あらゆる知識を動員して壁を破り前進しようとする。個人の興味でやっているのではない。知りたいことを知って記事にするのが新聞記者の仕事なのだ。国民の「知る権利」は、こういう人たちの努力によって守られると言ってもいいだろう。

「森友」でも「加計」でも、よく知っている「話題の人」たちが次々にナマで登場して、記者会見場での火花を散らすような問答も聞けるのだから、迫力も十分にある。この記者は、国民の「知る権利」の代表者として奮闘しているということが、何も言われなくてもわかってくる。

わが家では、かつて朝日新聞の他に東京新聞も取っていて、かなり面白い記事が出ていたことを思い出した。経済学部へ行った孫のために日経に変えたのだが、就職が決まったら、また東京新聞にしようかなと、いま思いついた。

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