- 2019年11月23日 14:40
”ごくフツーの女子大生”も招待された「桜を見る会」
「私も行っていたんですよ。その後ですごくニュースになっているのでびっくりしちゃって・・・」
戸惑いつつも自慢も交えて周囲に話す女子学生。参加した人たちは意外にもあちこちに存在している。
連日ニュースになっている安倍首相が主催した「桜を見る会」。新宿御苑で行われ、2019年は4月13日(土)に行われた。2018年のこの行事の報道写真を見ても若い女性たちが安倍首相の前で手を振っているから、大学生の参加自体は珍しいことではないのかもしれない。
そもそも誰が参加していたのか。官庁の推薦枠や自民党の推薦枠、さらに安倍事務所の推薦枠などいろいろな「枠」があるらしいこともわかっている。
その場に「ごく普通の女子大生」も招待されて参加していたのだ。
その学生の名前を仮にA子さんとしておく。
A子さんはどにもでもいる「ごく普通の女子大生」だ。学生同士で会話している場にたまたま居合わせて驚いた。「普通の女子大生」がなぜ厳重に審査されるはずの「招待者」のリストの中に入って、セキュリティーも厳重であるはずの安倍首相が主催する「桜をみる会」への参加が許されたのだろうか?
A子さんに聞いてみたところ、当日、4月13日(土)、新宿御苑には「親戚の人」と一緒に行ったのだという。「親戚の人」の知人に自民党の国会議員(西日本選出)の後援会のメンバーがいて、その国会議員の後援会のメンバー、A子さんの親戚、A子さんは新宿御苑で待ち合わせをしたという。 つまりA子さんは知り合いの知り合い、というようなつながりで招待されて、参加していたのだ。
この関係を見る限り、「桜を見る会」の”招待者”というのがかなりルーズな形で集められた感じがわかる
A子さんも新宿御苑の中で当の国会議員らと並んで写真を撮影してきた。普段はジーズンズ姿が多いA子さんも、着物までは着ていないが、ちょっとお洒落な服装で写っている。
その後の報道で招待者のくわしい選定基準が連日、国会でも議論のテーマになっている。各省庁の推薦枠、自民党の推薦枠。安倍事務所の推薦枠、昭恵夫人の推薦枠・・・といろいろな「推薦枠」があったと伝えられている。
参加者の中には反社会勢力までいたという報道があるのだから、その中にごく普通の大学生がいたとしてもおかしくはない。
A子さんは一体どういう推薦枠で入っていたのか?
裕福な家庭に育ったA子さんだが、政治にすごく近いわけでもない。そういう意味では政治的に安倍ファンというわけでもなく、安倍事務所や自民党と特別なつながりがあるわけでもない。「ごく普通」としか言いようがない大学生だ。
だが、「桜を見る会」には多額の税金が投入されている。首相による「私物化」が野党からも批判されている。
A子さんのような「ごく普通の女子大生」までなぜ招待されたのか?
「知り合いの知り合い」というようなケースも招待客の中に紛れ込ませて、多額の税金を投じて厳重な警備の中で行われた「桜を見る会」。
「『桜を見る会』で安倍首相と握手しちゃった・・・」
うれしそうに話すA子さんの横顔を見て、複雑な気持ちになった。
一体、どういう人たちが招待されて会場の中にいたか。一体、どれだけの税金が投入されたのか。これは「私物化」というべきなのか、
「招待者」の名簿は廃棄されたと発表されたが、A子さんの名簿もすでに廃棄されているのだろうか。
だが、事実はA子さんが会場で撮った写真を見れば一目瞭然である。
メディアはこの問題をきっきり検証すべきだと思う。
※Yahoo!ニュースからの転載



