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北朝鮮で社会問題…少年少女「不穏パーティー」が拡散

北朝鮮当局は最近、青少年の朝鮮労働党への忠誠心の弱わまりに悩みを募らせているとされる。1990年代の後半以降に生まれた青少年は、市場経済と資本主義の文化に染り、当局の統制と思想教育への拒否感を強めているからだ。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のある住民は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、次のように語っている。

「今年に入り清津(チョンジン)市の水南(スナム)区域で発生した保安員(警察官)殺害事件と新岩(シナム)区域で起きた集団乱闘、青岩(チョンアム)区域の金正淑(キム・ジョンスク)モニュメント破損事件はすべて、10代後半から20代前半の若者らの仕業であることが明らかになった。司法当局はこうした犯罪に対して、懲役10年~15年以上の重罰で臨んでいるが、それでも青少年犯罪が後を絶たない」

この住民によれば、現地では韓流コンテンツなど違法映像物の流布、覚せい剤などの違法薬物麻薬、売春、そして少年少女の「不穏パーティー」の拡散が勢いを増しているという。ここでの「不穏パーティー」の詳細は語られていないが、これまで北朝鮮国内から漏れ伝わった様々な情報を総合すると、「韓流+薬物+不純異性交遊」の乱痴気騒ぎであろうと思われる。

(参考記事:北朝鮮で少年少女の「薬物中毒」「性びん乱」の大スキャンダル

住民はさらに「最近発生した青少年による犯罪はすべて、飢えをしのいで生き延びるためのものではなく、遊興費を調達することが目的だ。これらの犯罪が社会全般に与える影響は小さくない。若い労働者や大学生、さらには高校生までが党の方針を軽んじており、南らかの指示が下されても『また嘘を並べやがって』と露骨に反発している」と話す。

さらには隣の両江道(リャンガンド)のある住民は、「ほんの10年前まで、党の指示と方針の貫徹で先頭に立っていたのは忠誠心に燃える青年層だったが、今は全く違う。中央がどんなに重要建設事業への参加や支援を呼びかけても、若者たちは参加を考えるどころか、お金(ワイロ)で解決して回避するのに忙しい」と明らかにした。

この住民はまた「かつて、金正日時代には中央の政策が気に入らなければ隠れて慎重に愚痴っていた若者たちが、最近は遠慮なく当局の指示を嘲笑したり、批判している。金正恩が執権した際、若い指導者に大きな期待をかけた青年たちは期待が失望に変わったせいか、当局がどのような形で思想教育を試みても、最初から言うことを信じようとしない」と強調している。

(参考記事:一家全員、女子中学校までが…北朝鮮の薬物汚染「町内会の前にキメる主婦」

※デイリーNKジャパンからの転載

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