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GSOMIAチキンレースに敗れた韓国

■男を下げた文在寅大統領

 韓国政府がGSOMIA失効に待ったをかけた。一時は本当に破棄するのではないか?と騒がれたが、結局、このチキンレースは最後には韓国側が逃げた格好となった。チキンレース風に喩えるなら、崖から飛び降りる寸前に急停止したようなものかもしれない。

 文在寅氏は反日政策の勢い余って「GSOMIA破棄!」と拳を振り上げたものの、間髪入れずにアメリカから注意を促されることになった。
 アメリカの鶴の一声で直ぐさまGSOMIA破棄を撤回するとなれば韓国世論も自身のプライドも許さないので、最後の最後まで引っ張ったというところだろうか。

 「日本が譲歩すればGSOMIA破棄を取り消す、しかし、日本が譲歩しなければ我々は本当にGSOMIAを破棄してしまうぞ、どうする?!」と凄んでみたものの、日本側が全く取り合わなかったため、内心はガクガクブルブル状態でこの日を迎えたのかもしれない。

 この出来事で1つだけハッキリ言えることは、「文在寅大統領は男を下げた」ということ。無論、韓国国内だけでなく日本でも「男を下げた」ことになる。自らが言い出し始めたチキンレースに敗れたのだから自明の理だ。

■チキンレースに敗れた者が辿る道

 幸か不幸か、日韓のGSOMIAはこのまま世論を上手く交わしながらフェードインしていくことになり、元の鞘に収まることになるだろう。そのうち、何事も無かったかのような素振りに変わっていくのかもしれない。

 しかしその代わりに、文在寅氏の反日政策は「本気」ではなく「ポーズ」でしかなかったということが徐々に認識されていくことになり、韓国国民の信用を失っていくことになるだろう。

 偽りの民主主義(愚民主義)を維持する上で最も重要なことは、国民に嘘がバレないことであり、一旦、国民の側に疑いの目が生じると、その綻びは徐々に広がっていくことになる。
 その綻びを覆い隠すために、時の大統領は更に大きな権力の行使によって影に追いやられてしまうことになる。
 文在寅氏も、これまで幾人かの韓国大統領が歩んできた同じ道を歩むことになるのかもしれない。チキンレースに敗れた者が辿る茨の道を…。

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