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「桜を見る会」の招待基準など

 石破 茂 です。

 「桜を見る会」についての混乱は収まる気配がなく、今週も更に拡大の様相を呈しています。「こうなったら解散だ!」などという論も自民党内の一部にはあると報じられていますが、理解が困難です。野党が一致して「疑惑隠し解散」と攻撃してくることが容易に予想される中、「そんな些末な問題で国政を停滞させてはならない」とでも訴えるつもりなのでしょうか。これ自体が国政上の重大問題とは思いませんが、問われているのは我々の政権の公正性と透明性であり、その疑念を晴らして一刻も早く重要課題に取り組むことこそが政府・与党の責任でしょう。

 来年の「桜を見る会」は中止し、招待基準や人数を見直して再開するとのことですが、基準や人数の何処が何故見直されるべきなのかを早急に明らかにし、「各界において功績、功労のあった人を招き、日ごろの労苦を慰労する」という本来の趣旨に立ち返ったうえで、来年も開催すべきものではないかと思います。

 叙勲や褒章の受章者は皇居に招かれて天皇陛下からお言葉を賜る機会があるのですが、同じく厳正な審査を経て選ばれる各省大臣表彰者はそのような栄には浴しません。あくまで一案ですが、「公正性」「透明性」を確保する観点からは、そのような方々を招待するというような基準も考えられてよいのではないのでしょうか。

 民主党政権の時も同じようなことをやっていた、との視点もあり、それなりの牽制・抑止効果はあるのでしょうが、どこかとの比較ではなく「自民党は立派だ」とのご評価を頂くことこそが大切なのであり、自らを省みて反省すべきことばかりが多いことを痛感します。

 これを書いている時点ではまだ日韓GSOMIAについて最終的な結論は出ておらず、当面失効は回避されたとの報道があったところですが、日本側も引き続き協議を続け、「破棄やむなし」という姿勢は採るべきではないと思います。日米同盟、米韓同盟は存在しても「日韓同盟」は存在せず、両国を結ぶものの一つがGSOMIAであった以上、今後の努力は必要です。韓国を北朝鮮や中国の側により近づけてしまうことは日本の国益に反するものであり、韓国側の対応の背景や理由を知った上で、それも踏まえて日本の主張の正当性を相手方にも国際的にも理解されるような形で説明することが、北東アジア地域の平和に資するものと思っております。

 昨日の政策集団「水月会」の勉強会は赤澤亮正代議士の「災害は忘れる間もなくやってくる」と題する防災についての講演で、運輸官僚や防災担当内閣府副大臣の経験も踏まえた、とても内容の充実したものでした。啓発されるところ実に大でしたので、内容について次の機会にご紹介したいと思います。

 週末は、23日土曜日が能登地域青年会議所合同事業「我が国における過疎地域の未来」で講演と高野誠鮮氏との対談(午後1時・コスモアイル羽咋)。

 24日日曜日は日刊建設工業新聞社の新春対談(午前8時・鳥取市内)、国道482号線舂米(つくよね)バイパス開通式典・祝賀行事(午前10時・八頭郡若桜町現地)、物産館みかど花御所柿祭(午後1時・八頭町大門)、自民党賀露町支部総会にて憲法改正について講演、懇親会(午後3時・賀露神社)、等という日程です。

 花御所柿(はなごしょがき)は地元・八頭町の旧郡家(こおげ)町・旧大御門(おおみかど)村で主に生産されている、糖度が20度以上の非常に甘い柿で、東京ではごく一部の高級果実店を除いては販売されていませんが、通信販売も行っておりますのでネットでご検索の上、是非一度お試しください。

 来週で11月も終わり、いよいよ師走となります。週末は不安定な天候となることが予想されていますが、皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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