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ドル下落、米中通商合意巡る期待後退=NY市場


[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが円やユーロに対し下落。一部報道を受け、米中通商合意を巡る期待が後退した。

CNBCは18日、トランプ米大統領が今月初旬に対中関税撤回で合意していないと発言したことが引き金になり、中国政府が米国との通商合意を巡り悲観的なムードになっていると報じた。[nL3N27Y1IH]

これに先立ち、新華社は17日、米中が貿易問題について16日に電話で「建設的な協議」を行ったと伝えていた。[nL5N27X02I]

TDセキュリティーズのシニアFXストラテジスト、メーザン・イッサ氏は「市場は報道に過剰反応している」とし、一喜一憂しているだけで「実質的なものは何もない」と述べた。

CNBCの報道を受け、円は対ドル<JPY=>で109円近辺から急上昇。終盤は108.60円。

ユーロ<EUR=>も上昇。ただ、トランプ大統領とパウエル連邦準備理事会(FRB)議長がこの日午前にホワイトハウスで会談したという発表を受けて上昇した取引序盤からは伸び悩んだ。

トランプ大統領は会談後、ツイッターへの投稿で「非常に良好かつ友好的な会談だった」と評価。「金利やマイナス金利、低水準のインフレ、金融緩和、ドル高と製造業への影響、中国や欧州連合(EU)との貿易などすべての問題について協議した」と述べた。[nL3N27Y1L6]

ユーロは取引終盤で1.1078ドル。序盤は一時1.1090ドルと11月7日以来の高値を付けた。

ユーロは10月1日に付けた2年超ぶりの安値1.0877ドルから回復してきたが、イッサ氏は「ユーロは景気循環に変動しやすい通貨であり、世界的な経済成長が良好ならユーロのパフォーマンスも好調になる傾向があるが、まだその段階ではない」とし、持続的なユーロ上昇には欧州および世界経済が一段と堅調であることが必要との見方を示した。

ポンドも上昇。12月12日の英総選挙で与党・保守党が過半数の支持を得るとの見方を受けたほか、ジョンソン首相が17日、与党・保守党から出馬する候補は全員、首相の欧州連合(EU)離脱案に支持を表明したと述べたこともポンドを支援した。[nL4N27Y0IT]

ドル/円 NY終値 108.66/108.69

始値 109.01

高値 109.06

安値 108.52

ユーロ/ドル NY終値 1.1070/1.1074

始値 1.1059

高値 1.1090

安値 1.1055

(表はリフィニティブデータに基づいています)

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