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MSCIなど、アラムコの主要株式指数算入は例外的に12月実施も


[ロンドン 15日 ロイター] - 世界の株式指数を算出するMSCIは、近く株式を上場するサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの主要指数への組み入れを、手続きの迅速化によって早ければ12月に実施する考えを明らかにした。

同業大手のS&PダウジョーンズとFTSEラッセルに追随する格好となった。

機関投資家がベンチマークとして使う国際的な株式指数の算出会社は通常、新規上場した企業は四半期あるいは半年に一度行われる定例の構成銘柄見直しで算入を決めるが、アラムコについては例外的にファストトラック(迅速処理案件)に指定する。

MSCIは15日付の顧客向け文書で、アラムコが12月12日以前に上場する場合、12月17日から株式指数に採用すると表明。ただ、「上場日が12月12日より後になる場合、MSCIは2020年1月5日まで実施を延期する」としている。

クリスマス期間に市場の流動性が細っているタイミングでの組み入れを回避するためだと説明している。

FTSEラッセルとS&Pダウジョーンズは3月にサウジの株式を新興市場指数に組み入れた。一方、MSCIは昨年8月に中東地域最大の株式市場であるサウジ証券取引所(タダウル)を新興市場指数に2.8%の比率で組み込んでいる。

S&Pダウジョーンズは顧客への説明で、グローバル指数組み入れのファストトラック指定は浮動株調整後ベースの時価総額が20億ドル以上という基準があり、これに基づくとアラムコは要件を満たしていると見なされると指摘。

通常は、株式全体の10%が取引可能であることも要件となっており、アラムコが新規株式公開(IPO)で売り出す株式はこの水準を大きく下回っているものの、「IPOの推定規模や流動性」を踏まえ、例外的な扱いを取る方針を示した。

ロンドン証券取引所(LSE)グループ<LSEG.L>傘下のFTSEラッセルもまた、12月末のグローバル株式指数の構成銘柄の見直しでアラムコを組み入れる可能性がある。ロイターが11月11日付の通知文を確認した。上場の少なくとも5日後に決定する予定だという。

12月4日以降にファストトラック指定でアラムコを組み入れるかどうかについては、今後情報を開示する考えを示した。

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