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- 2019年11月17日 19:49
大学共通テスト 記述式も見送るべき
およそ50万人が受ける大学共通テストについては、先日延期が発表された英語の民間試験だけでなく、国語と数学の記述式問題にも問題があると指摘されています。
記述式の問題の採点は、採点者の能力がなければできません。評価を一定にしようとすれば、機械的に採点するようになり、そうなると表現力や思考を問うための記述式の意味が薄れてしまいます。
限られた能力のある人が採点することを各大学で行っているので、無理して共通テストでする必要はないのではないでしょうか。
現在考えられている記述式問題の採点は、20日位で採点しなければならないので、民間の業者に委託され、そこでは学生アルバイトも採点をする、とのこと。これでは、受験生が不安に思うのは当然のことです。
また、採点を請け負う業者は、試験の前に設問の内容や正答例を知らされることも問題です。学生アルバイトも含めた多くの人がかかわり、問題が漏洩する心配があります。
専門家も、事前に設問や正答例を知らせることは、あってはならない、としています。また、自己採点が難しく、試行テストの国語の記述式問題では、実際の採点と一致しない割合が3割に達した、と報じられています。
自己採点をもとに出願する大学を決める大学生にとって、将来の選択を誤ることにもなりかねません。記述式の評価を各大学が成績に、どう使うかもはっきりしない、ということです。
大学の教員などが、共通テストの延期を求める声明を出し、高校生たちが4万人を超える署名とともに文部科学省に中止を申し入れています。国会でも野党が導入中止の法案を共同で提出しています。
文部科学省は、再来年1月からの共通テストを実施する方針ですが、国語の記述式問題の成績を2次試験の足きりに使わないよう国公立大に求めるということで、評価に使わない試験を、なぜやるのか不思議です。
文科省は、一度決めたからというメンツにこだわらずに、現場の声を聞いて、国会での審議もふまえて、見送る決断をすべきだと思います。
記述式の問題の採点は、採点者の能力がなければできません。評価を一定にしようとすれば、機械的に採点するようになり、そうなると表現力や思考を問うための記述式の意味が薄れてしまいます。
限られた能力のある人が採点することを各大学で行っているので、無理して共通テストでする必要はないのではないでしょうか。
現在考えられている記述式問題の採点は、20日位で採点しなければならないので、民間の業者に委託され、そこでは学生アルバイトも採点をする、とのこと。これでは、受験生が不安に思うのは当然のことです。
また、採点を請け負う業者は、試験の前に設問の内容や正答例を知らされることも問題です。学生アルバイトも含めた多くの人がかかわり、問題が漏洩する心配があります。
専門家も、事前に設問や正答例を知らせることは、あってはならない、としています。また、自己採点が難しく、試行テストの国語の記述式問題では、実際の採点と一致しない割合が3割に達した、と報じられています。
自己採点をもとに出願する大学を決める大学生にとって、将来の選択を誤ることにもなりかねません。記述式の評価を各大学が成績に、どう使うかもはっきりしない、ということです。
大学の教員などが、共通テストの延期を求める声明を出し、高校生たちが4万人を超える署名とともに文部科学省に中止を申し入れています。国会でも野党が導入中止の法案を共同で提出しています。
文部科学省は、再来年1月からの共通テストを実施する方針ですが、国語の記述式問題の成績を2次試験の足きりに使わないよう国公立大に求めるということで、評価に使わない試験を、なぜやるのか不思議です。
文科省は、一度決めたからというメンツにこだわらずに、現場の声を聞いて、国会での審議もふまえて、見送る決断をすべきだと思います。



