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ドラマで共感呼ぶ松下由樹「絶えず時代に合った役者に」



「私自身は主婦ではないので、実感がないところは想像して演じています。幸恵さんと一緒になって、楽しんだり傷ついたりということを体感していくような感じですね」

そう話すのは、『G線上のあなたと私』(TBS系・火曜22時~)で46歳の専業主婦・北河幸恵を演じている松下由樹(51)。バイオリン教室で出会った、元OL・也映子(波瑠/主演)、大学生の理人(中川大志)、幸恵の3人の人間関係が描かれる本作。そのなかで、年下2人との掛け合いや、抱える嫁姑問題など、幸恵の言動が共感を呼んでいる。

「“世代を超えた友情” を受け入れていただけたのはうれしいです。それに、バイオリンの発表会という大事なときに姑が倒れたシーン(3話)に反響をいただいたのは、みなさん、生活と照らし合わせて“そうなんだよ!”って思われたのでは。趣味と家族とどちらかを選ぶという場面で家族を放っておけない。子育てしていたり家族の介護が必要な場合、自分の思うようにはいかないでしょうから」

これまでも時代を彩るヒット作で人々の記憶に残る登場人物を演じてきた。女優人生35年以上。

「’90年代は、やっぱり内館牧子先生脚本の作品ですね。初主演のドラマ『オイシーのが好き!』(’89年)に始まり、『週末婚』(’99年)までの10年の間に本当にインパクトのある作品に出させていただきました。なかでも、『想い出にかわるまで』(’90年)は、名前と顔を知ってもらえた半面、演じた役がここまで影響を及ぼすかというくらい世間から悪く言われて(笑)」

それでは今後目指すものは?

「年齢に応じて役の幅も狭まるような気もしていますが、必ずしもそうじゃないのかなという思いもあって。職業ものでも、今の時代いくつになっても現役でキャリアを積んでいる女性がいる。また、今回のようにごくごく普通の日常が面白く見られる作品もある。そういう意味では、絶えず時代に合った役者でいたいし、そこに出られるような自分でありたいというのは、常に思っています」

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