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大手銀グループ、中間純利益が3年ぶり減 マイナス金利拡大警戒も


[東京 14日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行3グループの2019年9月中間連結決算は、純利益が計1兆3295億円と3年ぶりに減益に転じた。日銀のマイナス金利政策により貸出利ざやが低迷する中で、さらに0.1%引き下げられれば各行それぞれ数百億円程度の減益要因になると、会見では追加金融緩和を警戒する声も目立った。

みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が14日発表した19年9月中間連結純利益は、前年同期比19.9%減の2876億円だった。大口融資先の財務改善が一巡し、18年9月中間連結決算で計上した貸倒費用の戻り益が縮小した。

13日に決算発表を終えた三菱UFJの9月中間連結純利益は前年同期比6.3%減の6099億円、三井住友フィナンシャルグループ(FG)<8316.T>は同8.6%減の4320億円で、3グループ全体では前年同期比10.3%の減益となった。本業のもうけを示す業務純益は三井住友FGを除く2グループが増益だった。

国内では、超低金利で各行とも利ざやが節目の1%を下回って推移した。貸し出しのうち、大企業向けでは「下げ止まりの兆しも出ている」(三井住友FGの太田純社長)との声もあったが、総じてみれば利ざやの縮小傾向からは脱しきれていない。

みずほの坂井辰史社長は14日の記者会見で、マイナス金利水準がさらに0.1%引き下げられれば「300億円の減収減益のインパクトがある」と述べた。

三菱UFJは「数百億円単位の影響がある」(三毛兼承社長)、三井住友FGも「ボトム(最終利益)で200億円の影響が出る」(太田社長)と見込み、必要なら追加緩和を躊躇(ちゅうちょ)なく実行する構えの日銀に対する警戒感を崩していない。

(山口貴也)

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