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香港、デモ激化で教育機関を休校へ 大学構内で衝突も

香港の教育局は13日、14日に幼稚園を含む全ての教育機関を休校にすると発表した。警察と反政府デモ参加者との衝突が激化しているため。

また、12日に衝突があった香港中文大学は、今学期の全ての講義を取りやめると発表した。同大学では、警察が構内で催涙ガスやゴム弾を利用。デモ参加者は火炎瓶などで対抗した。

香港の警察当局はこの日、法治主義が「完全な崩壊の間際」に迫っていると警告を発したが、香港各地で衝突が続いている。

警察はこれまで大学や学校での摘発を控えていたが、香港中文大学へ立ち入ったことで、方針に変更があったとみられるとの指摘もある。

香港中文大学では夜通し爆発やゴム弾の発射が相次ぎ、現場は混乱した。多数のけが人が出たとの報告もある。

学生の1人はBBCの取材に対して、「香港中文大学を守っているだけではない。香港市民に与えられるべき政治的な自由や権利を守るという精神を表している」と話している。

地元メディアによると、この衝突で少なくとも70人が病院で手当てを受けており、うち4人が重傷を負ったという。

また、12日だけで142人ほどが逮捕された。香港ではこれまでのデモで計4000人以上が逮捕されている。

中国の出先機関は声明で、香港は「テロリズムの地獄に滑り落ちつつある」と述べ、香港政府にデモを厳しく制圧するよう求めた。

香港の大学の現状は?

大学構内には13日にもデモ参加者や学生の姿が見られた。一部の参加者は火炎ビンのほか、弓矢などの武器を持っている。

警察は記者会見で、押収した矢を公開し、警察官の防護服を貫通する可能性があるものだと説明した。

13日には、香港各地の大学でデモ参加者がバリケードを作ったり、武器や食料を備蓄しており、今後も大学構内での衝突が続く恐れがある。

香港中文大学は声明で、今学期を短縮し、2020年1月6日まで講義を再開しない方針を発表。「香港全土で激化している社会的運動や公共交通機関への妨害が継続していること、大学施設の深刻なダメージなどを鑑みた結果」だと説明した。

また、香港公開大学や香港城市大学は14日の講義を休講にしたほか、多くの大学は来週まで休校する方針。香港浸会大学は12月3日まで休校にし、一部の講義をオンラインで行うと発表した。

平日もデモを続行

香港では数週間ぶりに平日にも抗議デモが続いている。各地で警察との激しい衝突があったほか、香港の金融街では昼休みに抗議運動が繰り広げられている。

3日目となる13日には、いくつかの地下鉄駅で混乱があり、通勤時間帯に大きな遅れが出た。

元朗区では民主化活動家らが道路封鎖しバリケードを築いたため、警察との衝突騒ぎに発展している。

金融街での抗議運動ではフラッシュモブやスローガンの合唱などが主だったが、一部のデモ参加者によって、中国の交通銀行の支店が攻撃された。

(英語記事 Hong Kong to close schools amid tense protests

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