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お風呂以外の“私生活データ”を20万円で提供、前代未聞の社会実験に反響


 自宅にカメラを設置して、撮影した映像を20万円で提供――。私生活データすべてを売買する実験「EXOGRAPH(エクソグラフ)」が、Twitterでトレンド入りするなど話題となっている。

 実験の参加条件は、睡眠を含め1日8時間以上を自宅で過ごすこと(働いている人も可)と、浴室以外のすべての部屋に1カ月間カメラを設置すること。カメラを隠すなどすると、報酬が支払われなかったり減額されたりする可能性もあるという。

募集期間は10月27日から11月15日までで、これまでに950人以上が応募。採用人数は5人程度で、実験は11月25日から12月25日まで。応募者の傾向としては男女比が4:1、20代が多く、全体の約1割が無職だということだ。


 こうした内容にネットでは、「試みとしては面白いと思う」「20万円でもやりたくない」「トイレや脱衣所もカメラ付くの? それってマズくない?」と様々な反響が寄せられている。

 実際の応募者に話を聞いてみると、「一番はお金が理由ですね。知り合いに10万円くらい借金もあるので。生活の中にカメラを置くだけでお金がもらえるのであれば、こんなに楽なバイトはないというか」(男性・33歳)、「自分の生活自体が価値になるのであれば、面白いビジネスだなと思っています。お手洗いはちょっと気にしますけど、『それを何に使うんだろう?』という方が気になる」(女性・29歳)と志望動機を語る。


 集めたデータは、顔や身体をCGで隠すなど匿名化して、企業などに提供。1カ月間の“生活データ”に「購入価値があるのか」「商品開発に役立つか」を企業にヒアリングするということだ。

この実験の狙いについて株式会社Plasmaの遠野宏季社長は「トイレにどれぐらい長くいるかとか頻度だとかを見ることによって、ある程度どのような病気だとか生活習慣を見ることができつつある。リビングなら、テレビのCMや番組を作った時に本当に笑っているかとか家族は団らんしているかが見え、広告や番組の効果が測定できるといったところがあると思う」と話した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

映像:応募した女性「お金もらわなくていい」

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