幹事長記者会見
役員連絡会後 二階幹事長記者会見2019年11月12日(火)10:27~10:39
於:院内平河クラブ会見場

【冒頭発言】(伊藤副幹事長)
本日の役員連絡会の概要を報告致します。
森山国対委員長より、外務委員会の「日米貿易協定」については、できるだけ早く参議院に送付できるよう全力を尽くすというお話がございました。
末松参議院国対委員長より、本日は7常任委員会の開催と2委員会の視察、文科は新国立競技場、厚労はハンセン病施設等を視察されているということでございます。重要な一週間となるので、衆院と密に連携していくというご報告がございました。
下村選対委員長より、先週土曜に鹿児島の政経セミナー、約1000名余の方がお集まりになったといわれておりますが、憲法改正の講演を行ってきた。憲法の議論が各地に広がってきているというお話がございました。
岸田政調会長より、補正予算編成に向けて、11月26日に政調正副会長・部会長会議を開催し、各部会からの報告を受ける。なお、予算編成大綱は来月中旬に取りまとめる予定である。次回の政審は19日。首里城再建については、政調の沖縄振興調査会のもとに、検討機関を設置する。また、英語の民間試験の問題については、文部科学部会のもとにWTを設置する方向だというご報告がございました。
鈴木総務会長より、次回の総務会は19日。なお、明日、宮城県の丸森町を始め、白石市、角田市に台風被害の視察に行くということでございます。
小泉国際局長より、第17回国際政治・外交論文コンテストを行う。締め切りは来年の1月24日。来年の党大会で総裁賞、幹事長賞等の発表を行う。
以上です。
【冒頭発言】(二階幹事長)
全ての女性党員が自由に意見交換を行う交流の場として、党本部の709号室に「女性政策推進室」を設置することにいたしました。遅きに失するわけですが、党始まって以来のことであります。稲田幹事長代行を初代室長に任命しました。各県連にこれを周知徹底することによって、全国の各級議員にもこの場所をご活用いただくようにしたいと思っております。
以上です。
質疑応答

毎日新聞です。昨日、石破元幹事長が桜を見る会の参加者について、党の役職をしているときに枠があったが使ったことはないと述べ、自民党に招待者の枠が割り当てられていること認めました。自民党に招待者の枠が割り当てられているかの事実関係についてお願いします。

ほとんど興味ありませんし、何枚割り当てられておるのか、そんなことは存じません。

NHKです。桜を見る会に関連して、公費で行っているものについて安倍総理が後援会のメンバーを多く呼んでいるということ自体が公私混同だという指摘があります。これについていかがお考えでしょうか。

誰でも議員は、選挙区の皆さんに機会あるごとに何か出来るだけのことを呼び掛けてご参加いただくということに配慮するのは当然のことではないかと思います。

北海道新聞です。女性政策推進室について、日本の国会議員における女性議員が占める割合というのは依然低く、衆議院では10%程度で、先進国では最下位という状況です。女性の政治参加を促す点で、どんな点が欠けているとお考えでしょうか。

これは国民の皆さんの厳正な選挙によって選ばれるわけですから、選挙が全てですね。ですから、何も欠けている点はないんですよ。更にそのことに努力をしていく必要があるかというと、当然あるとは思いますが、何も欠けている点はありません。