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『このリンゴはおいしい』の英語表現を巡って“モンスターペアレンツ”扱いされた…記述式テストに潜む問題点


 延期が決定した英語民間試験のみならず、共通テストの数学や国語などで行われる記述式テストに「問題がある」と指摘し、大学入学共通テストの中止を求める署名が6日、高校生によって文科省に提出された。

新たに導入される記述式問題は、従来のマークシート式だけでなく思考力を重視するために設けられた問題だが、採点者によって正解が一定にならない。アルバイトも動員して採点が行われるなどの批判が噴出している。

 そんな中、10日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』の中で、台湾生まれ群馬県育ちのモデル兼タレントであるジョナサン・シガーが明かした、自らが経験した記述式テストの問題点を明かした。

 自身がマークシート式テストで鉛筆を転がして60点をとった実体験を挙げて「マークシートは答え合わせが簡単なので公平だが、そこに能力が伴うのかは疑問だ」と切り出したジョナサンは、「記述式がいいのかと言えば、それも少し違う」と話すと次のように理由を語り始めた。

「記述式の場合、採点する方によって変わってくる。例えば英語で『このリンゴはおいしい』というのは、This apple is deliciousが正解になる。ただ、This is a delicious appleと異なる正しい表現もある。仮に前者の表現が正解だと思っている人が採点をしたら、後者は不正解になる」

 実はこれこそ、ジョナサンが実際に経験し、感じた記述式テストの問題点だった。その後、採点に納得できなかった親が学校に抗議に行ったところ「言っていることは正しいのに、モンスターペアレンツだと思われた。難しいことだが、そうした問題は実際に起こっている」と苦い過去を踏まえてジョナサンは説明した。

 このエピソードに対して、元ロイター記者で国際ジャーナリストの山田敏弘氏は、先日自身が奨学金制度の試験官を担当したことを例に挙げると「面接はもちろん、記述式の論文なども採点した。採点する側にもかなりのプレッシャーがある。その日によってコンディションに違いがあれば、試験管によって得意不得意もある。これを平等にやるのは相当難しい。そのことを考えると、マークシート式が一番フェアではないか」と私見を述べた。

▶映像/英語表現を巡って、モンスターペアレンツ扱い?

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