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結合したまま戦うエロティックアクション映画「クライングフリーセックス」待望の続編はおっぱいに注目

BLOGOS編集部

岩崎友彦監督「クライングフリーセックス Never Again!」が11月9日に新宿ケイズシネマで公開された。これは昨秋公開された「クライングフリーセックス」の続編だ。この映画、通称「クラフリ」は男女が全裸結合(基本体位は駅弁スタイル)をしながら襲い掛かる敵や困難と戦うエロティック・アクションである。ああ、まったくバカバカしい、そして素敵!

伝説の「クライングフリーセックス」に続編登場

前作の「クライングフリーセックス」(以下「1」)は上映時間15分で制作費20万円だった。超短編でしかも安過ぎる低予算を大胆に開き直り、合成見え見えのチープなVFX映像が満開。これが得も言えぬ味わいを醸し、結合アクションのいやらしさ、逞しさ、バカバカしさを、絶妙に結合する傑作となった。

< 映画「クライングフリーセックス」(2018) STORY >

ある秘密組織に潜入中のコブラとナオミ。作戦遂行の日につい盛り上がって性交し、抜けなくなってしまう。(騎乗位からの駅弁で)つながったまま敵と戦うふたり、果たして無事切り抜けられるのか?

夢のような設定、斬新な結合アクション、炸裂する爆笑、衝撃的に疾走する5分の短編に、ごくごく、ごくごく、超ごくごく一部のモノ好きが吸い寄せられて、昨秋公開されたシリーズ「1」は一日一回一週間の公開で、この規模の映画としては異例となる868人が駆けつけるヒットを記録。その評判はアングラ映画界を駆け巡り、名古屋、横浜、大阪での上映へと広がった。

(個人的にはこれを機に、男女合体結合武闘モノの先達に山田風太郎による短編傑作「剣鬼喇嘛仏/けんきらまぶつ」があるという教示を受け、その作品に触れて驚き、ジャパニーズ結合バトルカルチャーの奥深さに感慨を深めた。)

「1」の公開中にその反響を受けて岩崎監督は続編を作ることを宣言、「ハリウッドで長編化する」と妄想を暴走させる。まだハリウッドは振り向いてないが、あれよという間の一年で「クライングフリーセックス Never Again!」(以下「2」)が完成。公開初日は新宿ケイズシネマも満員御礼、クラフリファンが集結した。自分も。

「1」の衝撃を知るだけに「2」のハードルの高さが窺われ、期待のふくらみよりも不安が勝る。何しろ岩崎監督という人は、その姿を見る限り社会適合とは別世界の浮世系住人のように見えるし、五十路を過ぎてこういうハイパードリーミングな映画に人生をそそぐ事実からも、ブレーキとアクセルの踏み違えで誰もついていけないオーバードーズな方向に突っ走る可能性も見え隠れする。

昨秋、岩崎監督は続編への展望として、主役のコブラとナオミには「さらに過酷で恥ずかしいミッション」を託すと語っていた。果たして監督の脳内にあったどんなミッションが映像化されたのか・・・。

かくして11月9日(土)、わが国では午後1時30分から「天皇陛下の御即位をお祝いする国民祭典」の第一部「奉祝まつり」が皇居前広場で盛大に催され、午後5時10分からは第二部「祝賀式典」で芦田愛菜や松本白鸚や日本オリンピック委員会の山下泰裕会長が祝辞を述べ、国民的アイドルの嵐が奉祝曲を歌唱し、参加者たちが万歳三唱を行い、午後6時40分に祭典は幕を閉じた。

そして舞台は新宿ケイズシネマに移り、午後6時45分から「クライングフリーセックス」の第一作上映、午後7時01分から新作「クライングフリーセックス Never Again!」がお披露目となった。

< 映画「クライングフリーセックス Never Again!」(2019) STORY >

(某工作員コブラとの深い因縁と凶悪なイチモツを有するマッドな悪人)ギドラの司法取引により秘密組織は壊滅した。ギドラは証人保護プログラムに置かれ一般市民として、護衛・監視役のコブラと共に店を営んでいたが、新たな魔の手が迫り来る。

一方、ナオミは任務前に性交しないと引金が引けない症状に苦しんでいた。そこに舞い込んだ新たな任務は、とある怪しい兵士を量産している秘密研究所に潜入し殲滅せよという指令だった。再びペアを組むことになったコブラとナオミ。しかしふたりはかつての苦い経験から反目し合っていた。果たしてふたりに課せられたミッションは成功するのか?

成功するのか? どうあれ性交するだろう、という「2」は開始早々に杞憂が吹き飛ぶ。「1」あっての「2」という続編ならではの回収&新展開が詰まっていた。心配ない、クラフリはクラフリのままだった。岩崎監督は地に足をつけたままイカれていた。

何より「2」は単品公開ではなく「1」&「2」のセット上映となっていることが当然のことながら功を奏していた。「1」を未見でも既に観ていてもクラフリワールドをくまなく堪能できて確実に入っていける。コブラとナオミの結合さながらに「1」と「2」の結合が作品の攻撃力を増す役割を果たしていた。

そして、「1」は上映時間が15分だったが「2」は43分。ほぼ3倍にボリュームアップ。このボリューム3倍増により物語は一気にスケールアップ、最大の見どころである結合アクションは天空に翼を広げ、結合バトルはスパルタカスな異世界に降臨する。

その随所にインスパイア作品がよぎるのもニンマリだ。「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」とか「グラディエーター」とか、監督自身もフェイバリットを公言している「マッドマックス」とか。名作との結合、これもクラフリの楽しみだ。そう、パクりではなく結合である。結合結合。

主演女優のおっぱいのカッコ良さに注目

さて、「2」を目にして新たに思い至ったことに、ナオミ役の主演女優・合アレンのおっぱいのカッコ良さがあった。「1」の時はそれを感じなかったのだが、「2」では物語の中でナオミの過去を含むエピソードの深みがあるからか、厳しい訓練を受けたソルジャーとしてのおっぱい、バトルする為のおっぱいというのは、ああいう形と張りと乳首であるべきなのではと。

アクションにおけるおっぱいということで考えると、見映えの重視が暗黙にあるからか「盛り」が基本路線だ。でも、盛り系ってハードアクションになると揺れるよね。セクシー効果が入るよね。急に同意を求めに入るが、バトルモードにおけるおっぱいの、戦闘性と性的魅力、そのバランスをどう取るかという問題だ。

趣向の問題ではあるが、初めから基本全裸の「クラフリ」は、おっぱいも含めて生身の全身がバトルスーツだ。そういう状況下で、巨でも貧でもなく中の下ぐらいであり、激しいアクションに動じない、かといって格闘家やアスリートの鍛えすぎて水気を失った感じのそれではなく、凛としてミッションに向かい、陸海空のいずれにも正面を見据える、それでいてジスイズおっぱいという愛嬌を備えた、合アレンのおっぱいはそういう稀有なおっぱいだと、感じ入ってしまった。

クラフリにはマッチョな胸筋をブルブル振るわすコブラ(マイケル・ファンコーニ)とギドラ(木村圭作)の男優ふたりと、ナオミ(合アレン)が立ち並ぶスリーショットがある。ここでの合アレンのおっぱい単体の演技も目を引いた。肉体の隅々を自己管理の元に操ることが出来る訓練されたソルジャーとしてのおっぱいがそこにあった。

「クライングフリーセックス Never Again!」は、新宿ケイズシネマにて11/9(土)~11/15(金)まで連日18:45からの一回上映。入場料1000円。安い。一度見逃すと先々かなり見れない快作です。

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