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「桜を見る会」と議員推薦枠

「桜を見る会」に限らず、地方議員をやっていたときもイベントや表彰関係等で「推薦する人や団体がいたら、ぜひ」的な御触れがまわってくることがあった。一見「他薦公募」の形をとって、実は出来レース的な感覚での「与党枠」なる忖度選考はいろんなイベント、表彰関連について全国各地で今もそこそこ行われているかもしれない。

こうした議員からの「推薦」については、
もともとは行政の目の行き届かないところで功労のある人々に光をあてるという意味合いがあったのかもしれないし、それが機能していることも実際あるのかもしれないが、にしてもごくごく一部だろう。

「桜を見る会」についてはモリカケ問題で昭恵夫人の出席や所作が話題になり、またタレントを呼んでのパフォーマンスにマスメディアが注目し始めると、その開催意図に変化が出てきて、露骨に有権者への接待や党の広報がメインとなるイベントへと変質していったのだろう。

ちなみに、「桜を見る会」に地方から上京する場合は、交通費・宿泊費等が莫大で、ぶっちゃけ言えば出される焼き鳥やお土産があったとしてもを比較すれば決してコストパフォーマンスがいい行事とは言えないだろう。
では、参加者にとってのメリットとは何だろうか?

①首相から案内状が届き、限定された人しか行けない行事に参加できる(名誉的意味)
②閣僚等を一堂に間近で見られること(ミーハー的意味)
③(大抵は満開時期は終わっているのだが)桜を見ることができること(観光的意味)

他の観光と合わせての旅程のうちの一つの行事であれば良いが、単独だとちょっと厳しいよな、というのが、旅行業主任者資格ホルダーとしての率直な感想でもある。
今後、総理やその他の議員の地元からの大勢の参加者の皆さんの宿泊費、交通費はいかほどだったや、他の観光がどう絡んでいたのか、いなかったのか、その負担については過去に問題となった小渕氏の観劇会方式的なことがあったのか等々、さらなる追求が行われていくのだろう。

「桜を見る会」はもはや開催しなくても良いのではないだろうか?
なくなっても国民生活には何ら影響はない。

叙勲や先般の恩赦についても、慣例で流されてやっている部分もあるような。
これらも含めて、立ち止まって考えるべきときに来ている。

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