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平成の大横綱・白鵬の未来予想図 けがの克服、令和初優勝、そして「親方としても横綱に」

 相撲界の記録をことごとく塗り替えた白鵬(宮城野)が、様々な思いを持って11月10日から始まる九州場所(福岡国際センター)に臨む。先場所はついに石浦、炎鵬という“内弟子”と3人での土俵入りを果たしたが、まさかの2日目から休場。元号が令和に変わってから、3場所中2場所で休場し、いまだに賜杯を抱けていない。また先場所前の9月には、日本国籍を取得し将来、親方になりたい意向も明確にした。今年最後の場所を前に、平成の大横綱が描く未来予想図を聞いた。

 幕内最高優勝42回、通算1132勝を筆頭に、最多記録は数え切れないほど。今後も長く続くであろう大相撲の歴史で、この記録たちを塗り替える力士が現れるのか、というほどだ。そんな白鵬でも、けがが増え、圧倒的な強さを誇ったころから比べれば苦戦する相撲も増えた。

過去3年で、途中休場も含めれば、休場した場所は9場所もある。先場所も、宮城野部屋3人での土俵入りを果たした「夢が叶いましたね。前から言っていましたけど」と喜びつつも、初日のみになったことで「ちょっと悔いはありますね」と漏らした。目標を聞かれても、大きなことは言わず「この頃けがが多いので、千秋楽まで取り切れれば」と慎重だ。

 内弟子2人との土俵入りを喜ぶ様子は、既に現役を退いた後の自分もイメージしてものだろうか。日本国籍を取得して2場所目になるが「日本人として15日間、取りきりたい。令和で早く賜杯を手にしたい。そういう思いもありますし、これで協会に残って相撲の発展のために頑張れる道ができた」と、目先の目標と一緒に、その先への思いが言葉になってついてくる。

「辞めてからでも親方として横綱や大関を育てて、相撲界に恩返しをしたい」と語り、さらには「自分が横綱だったので、今度は親方としても同じ年代の親方衆に負けないように、親方としても横綱になりたいなと思っています」と続けた。

 無類の強さを誇った横綱だからこそ、自分の力の変化はよく分かる。これからの土俵は、常に引退の時期も考えながらのものになる。それほど長くはないかもしれない残り現役生活をどう締めくくるか。白鵬の相撲は、様々な意味で目が離せない。

▶大相撲LIVE 九州場所初日 11/10(日)16:00~

▶AbemaTV大相撲ダイジェスト 九州場所初日

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