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急展開。9月選挙の条件が整い始めた

決めるのは、野田総理である。
これまでは独り歩きが出来なかった野田総理が、ここに来て自分の足で好きな方向に足を向けて歩き出してももいいような状況になってきた。

衆議院の解散が視野に入ってきた。
9月8日まで通常国会の会期を延長することが民主党としての方針だというのだから、9月8日までのどの段階でも衆議院の解散ができるようになったということだ。
週刊新潮に自民党の石原伸晃幹事長が9月9日投票というスケジュールに言及したと書いてある。
確かに大安を選ぶなら9月9日である。
しかし、9月9日の大安も悪くはないが、連休の合間の9月16日の友引も縁起がいい。
私だったら9月16日投票を選ぶ。

野田総理が乾坤一擲の大勝負を賭けるとしたら、確かに9月がいい。

9月になれば、野田総理が政治生命を賭けるほどの懸案事項はない。
纏まるものは既にほぼ全部纏まっているし、纏められそうにないことはほぼすべて棚上げ、先送りすることに決まっている。
野田総理の支持率はその頃には30パーセント台を行ったり来たりしているだろうから、野田民主党にとってそれほど悪くない。
民主党の党内基盤が弱かった野田総理が起死回生の一手を打つとしたら、民主党の代表選挙が行われる直前に衆議院を解散する。

野田グループはそこそこに勝つ。
前原グループもそこそこに勝つだろうから、衆議院の解散総選挙が行われれば民主党の主導権は前原グループが握ることになる。
野田総理にとっては、悪くない選択である。

いずれにしても自民党、公明党との新しい連立を組まざるを得ないのだから、衆議院選挙で第一党を占めた政党の党首が総理になることさえ合意しておけばいい。
参議院選挙を行わなくとも、3党合意さえ尊重しておけば参議院で新しい連立政権の提出する法案が悉く否決されるような事態は回避できる。

8月15日のお盆前に衆議院を解散して9月16日の投票というスケジュールにしておけば、それなりの選挙運動期間が確保できる。

これなら、反3党合意派の面々が新党を結成して衆議院選挙に臨むことも出来る。
石原新党も、橋下新党もそこそこに戦える。
公明党にとっても9月選挙が一番好都合のはずだ。

ふーん。
あらゆる指標が9月選挙に向けて揃い始めている。

これは、どうしても書いておいた方が良さそうだ。
急速に時計が回り始めている。
密約のあるなしに関わらず、どうやら9月選挙になりそうである。

3党合意が成立しただけでこうなってしまうのだから、政治の世界はやはり一寸先は闇ということである。

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