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米軍機規律の欠如 米機私有地に模擬弾落下も

米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の戦闘機部隊で、訓練中に手放しで操縦したり、飛行中に読書をするなどの規律違反が横行していたことが、米海兵隊がまとめた調査報告書などで明らかになった、と報じられています。この部隊では、2018年12月に、高知県沖でFA18戦闘攻撃機と別の部隊のKC130空中給油機が夜間訓練中に接触し、6人が死亡する墜落事故が発生しています。

これをきっかけに調査報告書がまとめられ、米側から日本政府などに報告された、ということです。同部隊では、訓練中に手放しの操縦、飛行中の読書、自撮りなどの規律違反が横行していたそうです。言語道断だと思います。

報告書には、2016年4月、沖縄県嘉手納町沖でFA18がKC130と接触事故を起こしたとも触れられていましたが、日本側には報告されていなかった、とのこと。調査後に、米海兵隊は、隊長など4人を更迭した、とのことですが、日本人への被害が出ることも予想されたのに、日本政府に事故の通報がなかったということで、河野防衛相は「事故の通報がなかったのはルール違反だ。きちんと対応が取られていれば、その次の(高知などの)事故につながらない手だてが打てた」と指摘して、米側に改めて説明を求める考えを示しています。

高知県沖の墜落事故では、乗員2人の尿から睡眠導入剤の成分が検出され、飛行任務に不適格だった可能性もある、ということです。米軍機の事故は、これまでもたくさん起きています。沖縄では、2016年12月に海兵隊輸送機のオスプレイが大破し、昨年11月には岩国基地を拠点とする戦闘機が那覇市沖で墜落しています。

日米地位協定によって、事故の調査なども日本はできない状態を見直す必要があると、この点からも思います。岩国基地のある山口県知事が、昨日7日、防衛省に抗議し、米軍の綱紀粛正を求めたのは、当然のことだと思います。

この問題が指摘されている最中に、6日午後6時すぎに、米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が、訓練中に、訓練場の外に重さ二百数十キロの模擬弾1発を誤って落としたことが、明らかになりました。落下地点周辺に民家などはなく、けが人もなかった、ということですが、人がいる場所に落とす可能性も十分あったと考えられます。

米軍は訓練を中止したと発表し、防衛相は厳重抗議をした、ということですが、毎回、一定期間が過ぎると、原因究明もされないまま、また再開されているのは、大いに問題だと思います。明日は、明後日午前の講演のため、熊本に行きますので、ブログはお休みします。

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