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独鉱工業生産指数、9月は前月比-0.6% リセッション懸念強まる


[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツ経済省が発表した9月の鉱工業生産指数は、前月比0.6%低下し、ロイターがまとめた予想(0.4%低下)よりも大幅なマイナスとなった。同セクターの低迷が続いていることを示し、ドイツ経済が第3・四半期にリセッション(景気後退)に陥る可能性への懸念が高まっている。

資本財、中間財、消費財の生産が減少した。

VPバンクのエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は「良い数字ではない。9月の鉱工業生産の低下により、テクニカル・リセッション入りがほぼ決定的となった」と述べた。

ランデスバンク・バーデン・ビュルテンベルクのエコノミストは「中間財と資本財の生産の大幅減は、工業部門のリセッションがすぐには克服できないことを示唆している」と指摘した。

「9月の統計を受け、国内総生産(GDP)は第3・四半期も小幅に減少することはほぼ確実だ」と語った。

ドイツ連邦統計庁が8月に発表した第2・四半期のGDP(改定値)は前期比0.1%減となり、第1・四半期の0.4%増からマイナスに転じた。[¥

経済省によると、7─9月の鉱工業生産は前期比1.1%減少した。建設は引き続き安定して推移したが、化学製品、金属製品、電気機器、機械、自動車・同部品の生産が減少した。

経済省は、ドイツ工業部門の低迷はまだ終わっていないが、企業の景況感と受注の増加を受けて第4・四半期の見通しは明るくなったとの認識を示した。

前日に発表された9月の鉱工業受注指数は、堅調な内需に支えられ、予想を上回る上昇となった。[¥

INGのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は、工業部門の見通しに対する楽観的な見方は時期尚早と指摘。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が後退し、貿易摩擦が緩和したとしても、低水準の設備稼働率などの構造的な要因があり、同部門が2020年第1・四半期より以前に大きく回復する可能性は低いとの見方を示した。

*内容を追加しました。

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