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復帰50周年大河ドラマで、再び「琉球・沖縄」を!

 首里城が復元された1992年周辺はどんな時代だったかを書物等を探ってみました。

 すると、今から26年前に、NHK大河ドラマで、「琉球の風」が放送され、その年の6月に、大城立裕先生が、総括をしている文章を読みました。

 まず、NHKの苦心について言及しており、それは、「全国的に、いや沖縄県民でさえ、予備知識の極めて乏しい琉球王国の歴史を、半年で分からせながら、しかも面白く見せて、テーマを打ち出すことにあったと思う」と。

 琉球がかつて独立国であったことと、薩摩の侵略を受けたことを全国民に知らしめたことは、最小限の貢献材料と指摘し、服装かれこれ、時代考証が、史料の限定されている中、NHKの努力を、高く評価していました。

 沖縄県民の期待が高すぎたためか、視聴者の不満も記述していましたが、この点を大城先生は、「ことアイデンティティーに関してだけは、ウチナーンチューは、持ち前のテーゲーな寛容さを忘れて完全主義者となる」とし、それは、沖縄県出身の役者や、沖縄方言が無かった等の故、沖縄県民の視聴者が感情移入をしやすい登場人物がいなかったためだと指摘していました。

 また、薩摩侵略の伏線を強調するあまり、「ヤマトンチュー」というセリフをことのほか、多発して、本土の視聴者や県民からも顰蹙をかわなかったかも懸念し、憂いていました。

 概して、評価をしており、特に、「琉球」という言葉に、差別のしるしを感じることを記憶している世代として、そのことが誇りをもって使われるようになったことを沖縄県民待望の企画ともしていました。

 いつの日か再び、沖縄や首里城をテーマにした大河ドラマが、復帰50周年で企画されれば、素晴らしいことだと思います。

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