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著作権法改定修正案

土壇場提出、審議無き通過、与野党の取引、曖昧な定義などめちゃくちゃな衆議院可決を果たした著作権法改定案の修正案が、ようやく読めるようになっていますので、紹介。衆議院通過してから初めて読むことが出来る法律なんて、あっていいものかどうか。

著作権法の一部を改正する法律案に対する修正案

例によって長いですが、ポイントだけ抜き出して見ましょう。

・有償著作物等(録音され、又は録画された著作物又は実演等(著作権又は著作隣接権の目的となつているものに限る。)であつて、有償で公衆に提供され、又は提示されているもの(その提供又は提示が著作権又は著作隣接権を侵害しないものに限る。)をいう。)の著作権又は著作隣接権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権又は著作隣接権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、自らその事実を知りながら行つて著作権又は著作隣接権を侵害した者は、二年以下の懲役若しくは二百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

・国及び地方公共団体は、未成年者があらゆる機会を通じて特定侵害行為の防止の重要性に対する理解を深めることができるよう、学校その他の様々な場を通じて特定侵害行為の防止に関する教育の充実を図らなければならない。
・新法第百十九条第三項の規定の運用に当たっては、インターネットによる情報の収集その他のインターネットを利用して行う行為が不当に制限されることのないよう配慮しなければならない。

「海外のサーバーからならこの法律で、国内サーバーだと別の法律で罰則」だそうです。懲役と罰金の併科まであるという、かなり怖い罰則ですね。しかも録画と録音とくどく言っていると言うことは、完全に「ストリーミングは犯罪」になりますよ、これ。
一応「子どもが簡単に犯罪者になる」という批判をかわすため、学校その他で教育しろ、が盛り込まれています。が、もともとが曖昧なのですから教育のしようなんてあるのでしょうか? この辺とか「情報の収集その他のインターネットを利用して行う行為が不当に制限されることのないよう配慮しなければならない」とかは一応条文にしただけ、の事実上意味のないものでしょうね。

ま、パブコメすら募集しない案だし、中身がまともなわけないですしね、こんなものでしょう。

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