記事
  • S-MAX

アップルの新型完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を開封レビュー! 従来のAirPodsと比べながらデザインやサイズ感などを解説【レポート】

2/2

蓋を開けたところ。従来のAirPods専用充電ケースでは蓋を開けた状態で置くことができなかったが、AirPods Pro専用充電ケースではできるようになった


上から見たところ


本体への充電は従来通り金属接点式。汚さないように注意しよう


背面にリセットボタンがある点も従来通り

■丸くなったハウジング部
AirPods Pro本体は、従来のAirPodsよりも「ずんぐり」とした見た目に変わりました。

従来のAirPodsで「うどん」や「チンアナゴ」などとも呼ばれたステム部(棒状の部分)は短くなったことからデザイン的なバランスが良くなり、耳に装着した際の見た目の違和感がかなり軽減されています。


丸みの強いデザインとなったAirPods Pro


サイズ感はこのくらい


ステム部の長さは半分ほどに。全体としてもかなり短め


耳から大きく突出しないため、見た目の違和感が少なくなった


充電端子部分は接点金属の面積が小さくなった

AirPods Proのハウジング形状が、若干大きくなり丸みを帯びたのには理由があります。

従来のAirPodsではインナーイヤー型を採用していたことからハウジング部を耳に収まるサイズにする必要があり、小型化に適したバランスド・アーマチュア(BA)型と呼ばれるドライバーユニットを搭載していました。

AirPods Proではカナル型を採用したことでハウジング部のサイズ制限が緩和され、有線式のEarPodsと同じくダイナミック型のドライバーユニットを採用しています。


ハウジング部を大きく出来たことのメリットは大きい

BA型とダイナミック型の音質の特徴は「繊細」と「迫力」の違いなどとよく言われます。BA型では非常に小さな振動素子を用いますが、その振動周波数幅が狭いために、それぞれの音域に合わせて複数のドライバーユニットを使用します。そのため音の分解能が高く、繊細な音が再現しやすいのが特徴です。

一方ダイナミック型は一般的なスピーカーでも採用される方式であり、非常に帯域幅の広い音再現が可能です。音の一体感が高い上にバランスの良い音作りも得意な方式であり、柔らかさと迫力を同時に感じられる音になります。

実際のAirPods Proの音質評価については、後日別途レビュー記事にて書きたいと思います。


ステム部の感圧センサーの使い勝手なども使用感のレビューにてお伝えする予定

■ユーザーの要望に応えたカナル型。価格のみがネックか
従来のAirPodsも驚くほどに完成度が高く、その使用感で不満が出ることはほとんどありませんでしたが、一部のユーザーや購入を躊躇している層から「カナル型が欲しい」、「ノイズキャンセル機能も欲しい」といった声が多くありました。

AirPods Proはそういった声に応える形で登場した製品であり、従来型のAirPodsと合わせ、まさに「かゆいところに手が届く」ラインナップになったのではないでしょうか。

一方、ネックがあるとすれば価格です。インナーイヤー型の第2世代AirPodsは17,800円から購入できるのに対し、1万円の価格差があります(Qi対応専用充電ケース付きの第2世代AirPodsと比較すると5,000円の差)。

元々AirPods自体が、現在の価格下落の激しい完全ワイヤレスイヤホン市場において、かなりの高級機扱いとなるほどの価格設定である上に、さらなる高級機という位置付けである点をどう評価するのかによって、本機の魅力は左右されるように思われます。

しかし、H1チップによる快適な接続性や遅延の少なさ、そして何より「装着するだけでつながる」というシンプルすぎるほどの使用感は、一度使ったら手放せないものです。その上で、自分の用途にアクティブノイズキャンセリングが必要なのか、またカナル型イヤホンが合っているのかを検討する必要がありそうです。


記事執筆:秋吉 健

あわせて読みたい

「AirPods」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    米議事堂襲撃 副大統領は間一髪

    WEDGE Infinity

  2. 2

    五輪判断 どう転んでも政府苦境

    内藤忍

  3. 3

    トランプ氏罷免せず 判断を評価

    猪野 亨

  4. 4

    官邸崩壊の足音 秘書官もう交代

    NEWSポストセブン

  5. 5

    スピルバーグ氏に見る残酷な一面

    Dain

  6. 6

    「病床に余力」医師提言に課題も

    中村ゆきつぐ

  7. 7

    総額6.7兆円 不良債権回収の苦難

    BLOGOS編集部PR企画

  8. 8

    感染拡大の深刻さを認めぬ菅首相

    おくの総一郎

  9. 9

    母がマルチ商法に心酔 娘の悲劇

    PRESIDENT Online

  10. 10

    au批判の武田大臣 表現が不適切

    S-MAX

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。