- 2019年10月31日 11:54
年内に野党統一新党結成の動き、ありやなしや
小沢さんが言っていること自体は決して間違いではないと思っているが、小沢さんが表に出ると纏まるものも纏まらなくなる可能性が高いのは森さんと同じだろうと思う。
アドバルーンを上げておかないと忘れられてしまうのではないか、という思いからか、色々な場面で色々仰っているのだが、野党の共同会派・合同会派を新しい野党統一新党に発展させることは事実上無理だと思っている。
なにしろ、共同会派、合同会派を結成したメリットが殆ど上がっていない。
立憲民主党も国民民主党もそれぞれに来るべき衆議院選挙に備えて公認候補予定者の選任を進めているようだが、野党間で協力して最適任の候補者を選ぼうという動きはどこにもなさそうだ。
野党は相変わらず、てんでバラバラですね、というところである。
小沢さんが太鼓を叩いても、誰も踊ってくれそうにない。
まあ、どなたが叩いてもそうなのだろうが、とにかく空気が湿っている。
元気がいいのは山本太郎氏くらいなものだが、山本太郎氏は現職の国会議員ではないから、自ずからその影響力には限りがある。
新党を結成するなら今でしょう、ということ自体は認めるが、音頭を取るのはどう見ても小沢さんではなさそうだ。