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【多国籍部隊・監視団(MFO)の派遣延長を党の関係部会で了承】

(会議の冒頭、故緒方貞子・元国連難民高等弁務官に出席者一同で黙祷を捧げた)

今朝は自由民主党本部で国防部会・内閣第一部会・外交部会の合同会議が行われ、シナイ半島国際平和協力業務実施計画の変更について議論された。


MFO(Multinational Force and Observers)はエジプト・イスラエル平和条約及びMFO設立議定書に基づき国連PKOに代わるものとして平和維持活動を実施するもので、主な役割はエジプト・イスラエル間の停戦監視活動と両国間の信頼醸成の促進を支援することにある。

日本は1988年からMFOに対する財政支援を実施しているが、2015年秋以降、MFOから日本に対し司令部要員の派遣を要請され、本年4月に派遣を閣議決定、月末に2名が着任した。

2名の要員は、シナイ半島南部のシャルム・エル・シェイクの司令部で停戦監視活動の実施に関するエジプト・イスラエルとの連絡調整や、両国の関係当局間の対話・信頼醸成の促進支援を実施、また別の自衛官は内閣府の連絡調整要員として在エジプト日本大使館で司令部要員の支援業務に従事している。

今回の当局からの説明で最近のシナイ半島状況は以下のとおり。

・北東部ではエジプト国軍によるテロ掃討作戦が進展中で、今後とも緊張感をもって注視する必要がある

・MFO司令部が所在する半島南部は概ね平穏

・引き続き、参加五原則(停戦合意・受入同意・中立性・撤収・武器使用)は維持された状態

今回、派遣期間の11月末の終了にともない、派遣計画の意義として中東の平和と安定の重要性や国際連携・人材育成の推進、積極的平和主義の推進などから、1年延長に変更したい旨が説明された。

質疑では昨日、逝去が報じられた緒方貞子・元国連難民高等弁務官の当時の奮闘ぶりを引き合いに、今後も国際社会で貢献していくべきとの賛意が相次ぐなか、その国際社会の活動で役不足とならないような地位を求めていくべきだ、派遣される自衛官の士気向上策を講ずべきといった意見も出た上で、派遣延長は了承された。

佐藤は2016年7月にMFO司令部をMFO事務局長と共に訪問し、派遣に関し意見交換し、帰国後、自衛官派遣に前向きに動いた。

今後も防衛・外交両面から、こうした現場での活動を常にサポートして参りたい。

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