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給食のコストは変わったか?

 学校給食の質を求める意見の一方で、コストが高いとの批判もある。武蔵野市立小中学校の給食のコストは以前と比較してどうなっているか?


 学校給食コストは、市議会の予算や決算審査で資料請求されることが多く、議会でも関心が高いことが分かる(下の図は平成30年度決算審査特別委員会会派請求資料より)。


 以前の武蔵野市は中学校給食を実施していなかった(牛乳だけはあった)。このことを話すと笑い話のよう思われてしまうのが昨今だが、市立小学校の給食に加えて市立中学校の給食を実施するさいも考えられてきたのは、給食の質だ。

 詳しくは、市立小中学校の給食を担っている一般財団法人武蔵野市給食・食育振興財団のサイトをご参照いただきたいが、化学調味料は使わずけずり節や昆布、鶏がら、豚がらから出汁を取り、ハンバーグ、コロッケ、春巻き、カレールーなどは出来合いではなく手作り。米や野菜は、低・無農薬、有機栽培の食材を選び、財団独自で残留農薬検査や遺伝子組み換え検査を行ったり、産地から食材を直接購入したり、武蔵野市の野菜を使うなどこだわりを続けている。

 当然ながら、この質へのこだわりには、人がかかわるので人件費含めコストはかかってしまう。さらに、同財団は、授業や市民向けの食育教室を行っており、このこともコストも含まれている。
 コストを安くしようとすれば、上記の質を落とすことや食育を止めるかことへと直結することになる。

 そこで、議会に提出された6年前のコストと比較をしてみた。

 結果から言えば、多少のばらつきはあるが、ほぼ同じコストと判断できることが分かった。つまり、コストカットは限度に来ているとも言える。


 学校給食のコストが高すぎるとの意見が議会では出ていたが最近では出ていない。各議員がどのように考えているかは分からないが、川名が所属している立憲民主ネットとしては、学校給食の質を守ることとコスト削減の両立は難しい課題。まずは質。質を落とさず、適正な費用で維持できるよう求めている。


【参考】
給食のコスト 単純な数字の裏にあるもの(2013年12月10日)

武蔵野市学校給食の1食あたりのコスト。経年変化で調べてみる(2014年04月10日)

※写真はイメージ

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